人類

4世紀とは要するに、東(アジア)も西(ヨーロッパ)も社会が興奮し激動の渦を生みだしていた時代なのだ。
この4世紀に鮮卑は中国中原どころかチベットまで移動する。同じ頃ヨーロッパで起きたゲルマン人の大移動に匹敵する大移動である。
4世紀のアジアの大激動が日本にまで及んだとき、突然の巨大古墳の時代が訪れたのであった。だから言うまでもなく、日本もアジアとヨーロッパの大きな運動に繋がっている。すると、
そもそも飛鳥の音が、アスカ(パルティア)やスキタイ(エシュク)あるいはアシュケナージとつながることも不思議ではなくなるだろう。

「ゆがめられた地球文明の歴史」p192
※アシュケナージ・ユダヤ人=ユダヤ人の9割を占め、旧約聖書の「セム」とは別系統でカザール帝国(7C~10C頃コーカサス周辺)から移住したチュルク(トルコ)系の人々等とも言われる。
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

革命とは、経済的な問題や、搾取の鎖を断ち切るというようなことではまったくない。
「共同幻想と私的幻想の離反から生じた自らの神経症の危機」に直面したヒトの社会全体が、
それを治し、自らを蘇生させる行動なのである。

「パンツをはいたサル」から(旧版p144~145 引用者一部要約)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

経来の世代の幸福のために現在の世代の幸福を犠牲にする政策は、自殺政策である。というのは、自己の完成をなし得ない人類は、際限ない、しかも、無益な犠牲を続ける結果になるであろうから

「未刊の随想録」より
レミ・ド・グールモン 7

フランスの詩人・作家・批評家。 オルヌ県のバゾッシュ・アン・ウルムの伯爵家に生...-ウィキペディア

私の愛人は人類である。

私が嘲笑するのは、いわゆる「実際的な」人々や彼らの知恵なのです。もし人が牛のようなものでありたいと思えば、もちろん人類の苦しみには背を向けて、自分自身のことだけ心配していることもできるでしょう。

マルクスからジークフリート・マイヤーへの手紙
カール・マルクス 50

ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。1845年にプロイ...-ウィキペディア

祖先全体を一人の人間とみなせば、文明はその人がわれわれ人間すべてに譲ってくれた遺産なのだ。

世界中の古人を一体にみなし、この一体の古人より今の世界中の人なるわが輩へ譲り渡したる遺物なれば、その洪大なること地面、家財の類にあらず。
福澤諭吉 84

日本の武士(中津藩士のち旗本)、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者。慶應義塾の創...-ウィキペディア

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社会情勢から見て人類の不幸は、道徳や政治の面において、
「害を及ぼすものが悪である」と定義し得ても、「役に立つものが善である」とはいえないことである。

「格言と省察」より
シャンフォール 37

フランスの警句家 本名はセバスチャン・シャンフォール

知的で客観的な記述の方法とは、実はかえって限定的なものだ。
人格的なものに立脚した探求こそ、我々の知の宇宙的位置づけを明確にするものだ。
比較によって形成される感知や感覚は、常にある種の虚構である。
人間の感覚器官は、差異の知らせ(例 左右の視覚)しか受け取らない。
…にもかかわらず、それを新しい次元(奥行き)の中で補足するのが、感覚のキイなのだ。
これは知(knowing)の構図における原理の層の一段階アップの位相である。
そしてそれは、たとえ虚構であっても実在であり、従って、
科学的発見においても、この比較のプロセスを暗黙的に理解している者が勝利する。

「意味と生命」、グレゴリー・ベイトソンの議論に関連した部分(p68-69)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

畜類なお恩恵を報いず、人類いかでか恩を知らざらん。

「修証義」より
道元 5

鎌倉時代の禅僧 日本の仏教宗派・曹洞宗の開祖

理想主義者と現実主義者は、
彼らが誠実で寛容でありさえすれば、
その本質はおなじく、人類への愛であり、
その対象はおなじく、人間であり、
違っているのは、対象を表示する形式ばかりである

「未成年」より
フョードル・ドストエフスキー 105

ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマー...-ウィキペディア

現生人類と現代文明に繋がる新人は、みないったん南シベリアへ集住したのである。そして
その移動のルートが西アジア草原(草原の道)だった。

「ゆがめられた地球文明の歴史」p68
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

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現実が小説や映画の先を行く時代。
妄想を熟成させる余裕がなくなってきている。

押井守 4

(1951~) 日本の映画監督。

有閑階級なしでは、人類は野蛮状態から脱却することはなかったであろう

「怠情への讃歌」より
バーランド・ラッセル 1

1950年にノーベル文学賞を受賞した哲学者

最高の道徳とは、不断に他人への奉仕、人類への愛のために働くことである。

「倫理的宗教」より
マハトマ・ガンディー 48

インドのグジャラート出身の弁護士、宗教家、政治指導者。 マハトマ・ガンディー(...-ウィキペディア

最後には自己保存欲だけが、永遠に勝利を占める。
この欲望の下では、愚鈍や臆病やうぬぼれの強い知ったかぶりがごちゃまぜになった
いわゆるヒューマニティは三月の太陽にさらされた雪のように溶けてしまう。

アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

日本の態度は人類社会の普遍的価値にそぐわない。
侵略と加害の過去を栄光と考える人たちと
一緒に生きるのは全世界にとって大きな不幸である。

韓日関係、北朝鮮の核問題、南北統一問題などについて述べたもの。
2007年4月10日のドイツ訪問に先立って行われたドイツの有力日刊紙フランクフルター・アルゲマイネとのインタビューでの発言。
同年4月8日の朝鮮日報の記事より。
盧武鉉 21

大韓民国の政治家、第16代目韓国大統領(2003年-2008年)。本貫は光州盧。...-ウィキペディア


    極右の発想だな - 銘無き石碑

    弱者の理論だ。そのまま永遠に、どこかの国に侵略され続けろ。 - 銘無き石碑

文明というものは、
しばしばわれわれの社会にとって死に至る病の発端であったかもしれないのだ。

「ゆがめられた地球文明の歴史」p22
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

平和は人類最高の理想なり

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア


    ゲーテ最高 - 銘無き石碑

    これは皮肉ではないだろうか - 銘無き石碑

    追い求め続ける必要があるんでしょうね - 銘無き石碑

    この言葉を見て平和は大切だということがわかりました。
    これからも平和な日本を守っていくためにがんばらないといけないということがわかりました。
    - m

宇宙人と必死に戦ってたのに
これで人類が滅んじゃっても、圭一君のせいだからね

かさ
ひぐらしのなく頃に 60

同人サークル『07th Expansion』によるコンピューターゲーム作品である...-ウィキペディア


    ウーン、イイヒビキダナァー♪ - あんぱーむ

宇宙の円環せる情報システムと合一したとて、人間の至福はないのだ。
その予感こそが、
人間をして
ノントリップの意識状態に通常、浮遊させていく
出発点となったものなのである。

「反文学論」から(p204)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

国家というものは人の集合体…領域の概念…
前者が遊牧の騎馬民族の考えであり、後者が農耕民の考えである。
この両者は明確に対立し、決して融和しない。
そして、帝国というものの原点は騎馬民族にあるのである。

「ゆがめられた地球文明の歴史」p232(引用者が一部編集)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

原人と呼ばれるホモ・エレクトゥス…
彼らは、その祖先が初めて島(ダナキル島)に取り残されて以来、およそ600万年以上もの間、その地で進化を続けたのだ。そして水が引くたびごとに、あるグループは内陸に南下し、他のグループは島にとどまり、進化を続けた。
最後の一群が島を出て行ったのは、
ダナキル低地の最後の乾燥が終わる3万年前のことである。

「パンツを脱いだサル」p75~76(引用者一部編集)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

南シベリアの草原と雪の中における文明は、
船や馬や馬車での移動と金属の積極利用の姿勢を文明に持ち込むものだったのである。
…ここで人類が次の時代へと移ったのである。

「ゆがめられた地球文明の歴史」p75(引用者が一部編集)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

勤労はつねに人類を悩ますあらゆる疾病と悲惨に対する最大の治療法である

「エジンバラにおける講演」より
トーマス・カーライル 52

19世紀イギリス(大英帝国)の歴史家・評論家で、スコットランド出身。 スコット...-ウィキペディア

全員がある根拠をもって「見る」=共通の認識こそが「事実」なのだ。
それは体系的に決まったものであり簡単に変えることはできない。
しかし、関係は関係なのであって、一定不変の実体のようなものとは違う。
その関係さえ理解できれば、「事実」を変えることができる。
全員が、それが石なら石と見えている根拠Aを乗り越える根拠Bをもって「これは木だ」と思おうとするとき、
それはあきらかに「木」に見えてくるものなのだ。
人々が何故にこれを石と見ているのか、木に見えないのは何故かという根拠がわかればできることである。
我々がまだ見つけていないだけであって、石に見えていたものを木に見せるシステムはあるに違いない。
その根拠そのものを見るところに科学は動いていっていることはたしかである。

「人類は思考する“金魚”である」から(旧版「人類新世紀終局の選択」p103 引用者やや編集)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア