ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

1749年8月28日 - 1832年3月22日
ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト...-ウィキペディア

愛よ、お前こそはまことの生命の冠、休みなき幸

「詩集」より

誰ひとり知るものもいない人ごみの中をかき分けていくときほど、
はだはだしく孤独を感ずることはない

「イタリア紀行」より

苦しみが残していったものを味わえ!
苦難もすぎてしまえば甘美である

「格言集」より

詩とは成熟した自然であり、哲学とは成熟した理性である。

「格言集」より

    死じゃなくて詩です。 - 銘無き石碑

蚕はつむぎながら、だんだん死に近づくとしても、糸をつむがずにはおられましょうか。

「タッソー」より

歓びには悩みが、悩みには歓びがなければならない

「ファウスト」より
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人が流行と称するものは、瞬間的な伝統である。そしてあらゆる伝統は、
流行と同列になろうとする一種の必然性を備えている。

「格言集」より

われわれの本性は怠情へ傾いている。だが、われわれは活動へと心を励ます限り、その活動に真の喜びを感ずる

「若きヴェルテルの悩み」より

現在は魅力ある女神なり

「タッソー」より

人間こそ人間にとって最も興味あるものであり、また、おそらく人間のみが人間に興味を感じさせぬものであろう。

「ヴェルヘルム・マイステル」より

好色とは、これから享楽するものをもてあそび、すでに享楽したものをもてあそぶことである

「格言集」より
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王様であろうと、農民であろうと、
自己の家庭で平和を見出すものがいちばん幸福な人間である

「格言集」より

地上のこの最高の幸福は人格である

「西東詩編」より

生涯の終着点を生涯の出発点と結びつけることができれば、
最も幸せな人といわねばならない

「格言集」より

望んでいたものを手に入れたと思い込んでいるときほど、願望から遠く離れていることはない

「親和力」より

若くして求めれば老いて豊かである

「格言集」より

若いときは、興味が放蕩な為忘れっぽく、
年を取ると、興味の欠乏のために忘れっぽい。

「温順なクセーニエン」より

なぜ、このように悪口が絶えないのか。
人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品格が下がるように思っている。

「格言集」より

    劣等感ってやつですね - さくら

卑怯者は安全なときだけ威たけ高になる

「タッソー」より

    こういう人、結構いますよね… - 銘無き石碑

    これは自己の主義・主張を正当化するための強弁ですね・・。
    ゲーテの言葉を借りるならば「危険を冒してでも威たけ高に振る舞うならず者たちは卑怯者ではない」ということになり、結果的に悪い奴らを煽動していることになるからね。
    この世に卑怯ではない者など存在しないのだから、標記の名言は「ゲーテ自身を皮肉った戯言」ということになります。
    言葉遊びとしては20点、名言としては・・・まぁ、だいたい5点くらいでしょうか。。。 - 哲学者

われわれの犯すひとつの大きな誤謬は、原因を常に結果の間近にあり、
と考えることにある。

「格言集」より

誤りは人間しかない。人間におけるひとつの真実は誤りを犯し、
自分や他人や事者への正しい関係を見出し得ないことである。

「格言集」より

虚栄は軽薄な美人に最もふさわしい

「格言集」より

同じ経験を繰り返して話をする人に言えることだが、
彼らは経験すべきことの半分も自分が経験していないことを、いつまでもわかっていない

「格言集」より

なんでも知らないことが必要で、知っていることは役に立たない

「ファウスト」より

人が旅するのは到着するためではなく、旅行するためである。

「格言集」より