トーマス・カーライル 52

1795年12月4日 - 1881年2月5日
19世紀イギリス(大英帝国)の歴史家・評論家で、スコットランド出身。 スコットランドのダンフリーズ・アンド・ガロウェイ(Ecclefechan)出身。大英帝国(ヴィクトリア朝)時代を代表する言論人であった。 代表作に、『英雄崇拝論』、『フランス革命史』、『オリバー・クロムウェル』、『衣装哲学』、...-ウィキペディア

存命中に偉大であった人間は、死ぬと十倍も偉大になる

「英雄と英雄崇拝」より

目的を持たない人は、やがては零落する。全然目的のないよりは邪悪な目的でもあるほうがましである

「コリンズへの所見」より

財宝は火のようなものである。非常に有利な下男であるかと思えば、いちばん怖ろしい主人でもある

「過去と現在」より

現在というものは、過去のすべての生きた集大成である

「随筆集」より

人間とはなにか?愚かな赤ん坊だ。無為に努力し、闘い、いらだち、なんでも欲しがりながら
何物にも値せず、ちっぽけな一つの墓を得るだけだ

「何に役立つか」より

大多数の人々は保守的であり、新しいものを中々信じようとしない。
現実の多くの失敗には辛抱強い。

「過去と現在」より
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沈黙は口論よりも雄弁である。

「英雄と英雄崇拝」より

失敗の最もたるものは、何ひとつそれを自覚しないことである

「英雄と英雄崇拝」より

弱者の歩道の障害であったみかげ石の塊は、
強者の踏み石になる

「随筆集」より

懐疑は知的な疑念を意味するのみではなく、
道徳的な疑念をも意味する。

「英雄と英雄崇拝」より

羞恥心はあらゆる徳の源泉である

「随筆集」より
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争いの場合、怒りを感ずるや否や、
われわれは真理のためではなく、怒りのために争う

「随筆集」より

この世における最後の福音は、おまえの仕事を知り、かつなせ、である。

「過去と現在」より

我々の大きな仕事は、遠くにある不明瞭なものを知ることではなく、
手近にある確実なことを行うことにある。

「随筆集」より

虚栄は虚偽の産物である

「断片」より

雄弁は銀なり。沈黙は金なり。

「英雄と英雄崇拝」より

    金剛石は、なんだろう? - 銘無き石碑

    死なり。 - 銘無き石碑

    ブラヴォー - 銘無き石碑

忍耐は終結された根気である

「随筆集」より

不可思議は宗教の根本である。

「随筆集」より

お前がなすことによって獲得した知識以外には、
お前は知識を所有しているとはとてもいえまい。

「随筆集」より

およそ改革は、道徳的改革を除き、
結局は無効であることが明らかになるだろう。

「穀物条例の歌」より

変化は苦痛だが、それはつねに必要なものだ

「英雄と英雄崇拝」より

笑うことのできない人間は、反逆や掠奪に適さないのみか
その人間は、全生涯がすでに反逆と謀略である

「衣装哲学」より

人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、いずれかである。
したがって、折をみて良草に水をやり、雑草を取り除かねばならない

「随筆集」より

人間とは、道具を使う動物である

「衣装哲学」より

天才とは、何よりもまず苦悩を受けとめる先駆者的な能力のことである

「フレドリック大王伝」より