名言・語録一覧
女の持つ愛はあらわだけれども小さい。男の持つ愛は大きいけれども遮られている。そして大きい愛は屡々あらわな愛に打ち負かされる
「惜しみなく愛は奪う」より
有馬武郎
1
明治大正時代の作家
老いて病み恍惚として人を識らず
「日本外史」より
頼山陽
1
江戸時代後期の歴史家・陽明学者・漢詩人・文人
多情仏心
「多情仏心」より
里見弴
1
大正昭和時代の作家
宗教の堕落は、宗教が理論そのものに堕することに始まるのではあるまいか。
「生活の重要さ」より
食人種は敵を殺して食うのに対し、文明人は敵を殺して葬り、
その遺骸の上に十字架を安置し、その霊魂のために祈りを捧げる。
「生活の重要さ」より
親もなし妻なし子なし板木なし金もなければ死にたくもなし
「六無の歌」より
林子平
1
江戸時代の海防論者
東洋の心は無心になる事。どこまでいっても無限で天地の分かれがない。
西洋は二次元の世界。底には対立があり、一方は他を力で支配しようとする。
「断片」より
鈴木大拙
1
仏教哲学者 本名は貞太郎
大功を論ずる者は小過を録せず
「漢書」より
酒は百薬の長。
「漢書」より
女は己を悦ぶ物の為にかたちづくる
「漢書」より
人生は朝露の如し
「漢書」より
先に発すれば人を制し、あとに発すれば人に制せられる
「漢書」より
毛を吹きて疵を求む
「漢書」より
傾国傾城
「漢書」より
問は市の如く、心は水の如し
「漢書」より
子に黄金満贏を遺すは、一経に如かず
「漢書」より
貝殻をもって海をはかる
「漢書」より
古戒を観覧し、反復参考し、先入の語を以て主となす事なかれ。
「漢書」より
こころにいつはりはなし、はた又、こころはうごくものにあらず、うごくものは情なり。此涙も、此笑みも、心の底よりい出しものならで、情に動かされて情のかたち也
「塵中日記」より
樋口一葉
3
明治時代の作家
身をすてつるなれば 世の中の事 何かはおそろしからん。
「日記」より
樋口一葉
3
明治時代の作家
家庭なるものの快楽が十とすれば、寡なくとも其の四は膳の上になければならぬ
「多情多恨」より
尾崎紅葉
2
明治時代の作家
人は城、人は石垣、人は濠
「語録」より
武田信玄
2
安土時代の武将
人間は何をしてもかなわぬものだ。
しかし、それは魂の開放を目的とした場合にかぎる
「COCUのなげき」より
武林無想庵
2
大正昭和時代の作家 本名は磐雄(いわお)、のちに盛一(せいいち)
書を読む計を学問と思い、紙上の空論を持って格物窮理と思うより間違いも出来るなり。
「放屁論」より
平賀源内
1
江戸時代の本草学者・戯作家
忠ならんと欲すれば孝ならず、
孝ならんと欲すれば忠ならず
「語録」より
平重盛
1
平安時代の武将