人情:情け
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情は人のためならず。
「太平記」より
中国のことわざ-作者不詳
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中国4書の1つ
こころにいつはりはなし、はた又、こころはうごくものにあらず、うごくものは情なり。此涙も、此笑みも、心の底よりい出しものならで、情に動かされて情のかたち也
「塵中日記」より
樋口一葉
3
明治時代の作家
人情は依存症を歓迎し、義理は人々を依存的な関係に縛る。義理人情が支配的なモラルである日本人社会は、かくして甘えの弥慢化した世界であった
「甘さゆえの構造」より
土居健郎
3
昭和時代の精神科医学者
人間がほかの動物より上に立つゆえんは、
われわれが冷酷に動物を苦しめ得るからにあらず、
彼らを憐れむが故なり。
「説話」より
人間は人情を食べる動物である
「断片」より
河上馨
1
大正昭和時代の経済学者
金をつくるにも三角術を使わなくちゃいけないというのさ
義理をかく、人情をかく、恥をかく、これが三角になる
「吾輩は猫である」より