- 全23件を表示
みずから自己の灯火となれ、みずから自己の保護所となれ。
他人に保護を求めるべからず。法を灯火とし、法を保護とし、
他のものに依存すべからず。
「説話」より
人間がほかの動物より上に立つゆえんは、
われわれが冷酷に動物を苦しめ得るからにあらず、
彼らを憐れむが故なり。
「説話」より
悩める人々の間にありて悩みなく、いと愉しく生きん。悩める人々の間にありて、悩みなく暮らさん
「スッタニバーター」より
汝の瞳を欺瞞の世界よりそらせ。しかして自己の感情に心をおくなかれ。
彼らは嘘つきなり。汝自身の裡に個を絶やした汝自身の内部に永遠の人を探し求めよ。
「説話」より
快楽より悲しみが起こり、快楽より怖れが起こる。快楽より解脱したる人間にとりては、もはや悲しみも怖れもなし
「説話」より
恥ずべきことに無恥があり、なんでもなきことに恥じている人間は、
他人の虚像の思想にかぶれている人間なり
「説話」より
雨期にはここに住まん、夏期にはかしこに居を定めん。
「説話」より
地上の王座より輝かしく、昇天より美しく、世界の支配よりすばらしきもの、
それは、解脱の最初の段階の持つところの法悦なり。
「説話」より
敵意によって敵意は施すにあらず、
友愛によってのみ敵意は施す
「説話」より
愛欲の人は、たいまつをとりて風に逆らいいくがごとく、
必ず手を焼くの患いあり
「説話」より
生ある者はすべて苦を怖る。生ある者はすべて死を怖れる
「説話」より
頭髪が白くなったからとて、尊敬できる長老ではない。
ただのむなしい老いぼれである。
真理あり、他者の害にならず、自ら清め、慈しみあって、
そうしてはじめて、彼は心の垢を取り除いた賢者となり、
年長者として尊敬される。
ダンマパダの意訳。
沈黙しても批判され、
多く語っても批判され、
少し語っても批判される。
この世に批判されない者はない。
法句経より
過去を追うな。
未来を願うな。
過去はすでに捨てられた。
未来はまだやって来ない。
だから現在のことがらを、
現在においてよく観察し、
揺らぐことなくどうずることなく、
よく見きわめて実践すべし。
ただ今日なすべきことを熱心になせ。
誰か明日の死のあることを知らん。
仏教
あーしたらよかったと過去にとらわれること、今後上手くいくだろうかと未来を不安に思うこと。
これって、とても不自由。
喉が渇いたからお茶を飲む。トイレに行く。みんなに笑顔で接する。
これって全部今のこと。そして、とっても自由。 - 銘無き石碑
今を日々笑いながら生きなさい
live your live
ずっと変わらず輝くあなたを見ていたい
byシーズザデイ
- リョーザスカイウォーカー
仕えるに値する者にのみ仕えるがよい。
純陀(チュンダ)
私が今まで受けた布施の中で、
チュンダが精一杯に出してくれたご馳走ほど素晴らしいものはなかった
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P49
阿難(アーナンダ)に遺した遺言
お前たちは自分たちを明かりとしなさい。
人をよりどころにするな。仏法をよりどころにして、他を頼るな
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P49
「毒矢のたとえ」より
なあ、マールンクヤよ。
お前の言うとおり、大事なのは毒の正体がどんなものであるかを知ることではない。
まず毒矢を抜いて、苦しみを取り除くことのほうが先決というものだ。
お前も、死後の世界などという問題にこだわっている場合ではあるまい。
それよりも大事なのは、今の苦しみをどうやって克服すべきかということだ。
今すべきことをせずに、いくら考えても分からないことを考えるのはやめなさい
瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P185
何かトラブルが起きたときに、
「あいつが、ああいうことをやったからだ」「あいつが、ああいうことをやらなかったからだ」
と、絶対に考えてはならない。
「自分が何をしたか、自分が何をしなかったか」だけを考えよ
「あいつが、ああいうことをやったからだ」「あいつが、ああいうことをやらなかったからだ」
と、絶対に考えてはならない。
「自分が何をしたか、自分が何をしなかったか」だけを考えよ
他の作と不作を見るなかれ。己の作と不作のみを見よ
法句経第五十偈
生まれを問うな、行為を問え
サイの角のように、ただひとり歩め
貪りと怒りと愚かさを捨て、諸々のしがらみを断ち、命が尽きるのを恐れず、犀(サイ)の角のように、ただひとり歩め。
身体で、言葉で、心のなかで、
たとえ僅かなりとも悪い行為をしたのなら、
それを隠すことは出来ない。
隠すことが出来ないということを、
究極の境地を見た人は説いた。
この優れた宝が存在する。
この真理によって安らかな心であれ
原始仏典「スッタニパータ」より