土居健郎 3

昭和時代の精神科医学者

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固体対集団の葛藤も、その本質は個人の甘えに発している

「甘さゆえの構造」より

人情は依存症を歓迎し、義理は人々を依存的な関係に縛る。義理人情が支配的なモラルである日本人社会は、かくして甘えの弥慢化した世界であった

「甘さゆえの構造」より

建前は、それを守っている限りは他の人々の行為をあてにできるので、
少なくともその分だけは甘えが満たされる

「甘さゆえの構造」より