口:言葉:言動

人は、虚栄が話せと、そそのかさない限り、口をきかない

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

阿呆は話さない愚者であるが、話す愚者よりもよい

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

好きな男の最も曖昧なことばでさえ、好きでない男の明白な愛の言葉よりも心をかき立てられるものである

「グレーヴの奥方」より

音を立てない人々は危険である。

「寓話」より
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ 30

17世紀フランスの詩人。 イソップ寓話を基にした寓話詩(Fables、1668...-ウィキペディア

しゃべるものもいいけれども、黙っているのがいちばんいい。

「寓話」より
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ 30

17世紀フランスの詩人。 イソップ寓話を基にした寓話詩(Fables、1668...-ウィキペディア

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心なしを身ゆる者も、よき一言はいうものなり。

「徒然草」より
吉田兼好 17

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家。治部少輔・卜部兼...-ウィキペディア

よくわきまへたる道には、必ず口おもく、問はぬかぎりは言わぬこそいみじけれ

「徒然草」より
吉田兼好 17

鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての官人・遁世者・歌人・随筆家。治部少輔・卜部兼...-ウィキペディア

荒々しく毒ずいた言葉は、その根拠が弱いことを示唆する。

「断片」より
ヴィクトル・ユーゴー 136

ヴィクトル=マリー・ユーゴー(仏: Victor, Marie Hugo、180...-ウィキペディア

ことばさえあれば、人生のすべての用は足るという過信は行き渡り、
人は一般に口達者になった。

「涕泣史談」より
柳田国男 5

大正昭和時代の民俗学者

外其威儀正しき時は内其の徳正し

「山鹿語録」より
山鹿素行 1

江戸時代の漢学者・兵学者

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「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ

「書簡」より
山本五十六 19

日本の海軍軍人。第26、27代連合艦隊司令長官。海軍兵学校32期生。最終階級は元...-ウィキペディア


    「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
    なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
    今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、
    道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
    その若者が、こうして年を取ったまでだ。
    だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
    何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」 - b

こころにもないことばよりも、沈黙のほうがむしろ、
どのくらい社交性をそこなわないかも知れない。

「随想録」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア

沈思すること少なければ、しゃべることが多い。

「断片」より
シャルル・ド・モンテスキュー 7

フランスの政治哲学者

罵言は世間のために風俗を矯る利あるべく、
一身のために信用を長ずる益あるべし。

「語録」より
森鴎外 10

日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=中将相当)、官僚...-ウィキペディア

「汝自身を知れ」という格言は適切なる言にあらず。
「他人の人々を知れ」という言がより実用的なり

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

人間にとりて、ことばは苦悩を癒す医者なり。
なぜならば、ことばのみが魂を癒す不可思議なる力を有するからなり。
また、このことばこそ、古の賢者たちは「妙薬」と呼ぶ。

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

沈黙は賢者には十分なる答えなり。沈黙は同意を示す。

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

沈黙は、彼らにとって尊厳・荘重の態度であるのみならず、
しばしば有利・周到な態度である。

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

他人のことにつきしゃべるほど痛快なることなし。

「断片」より
メナンドロス (作家) 20

古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Gree...-ウィキペディア

卑怯者は自己の過失の言いわけをし、
潔い人は、必ずそれを人に告白する

「アフォリズム」より
メレ 4

フランスのモラリスト

言葉は空虚なもので、事実はつねに言葉よりも雄弁である。

「雄弁について」より
三木清 62

(西田左派を含めた上での)京都学派の哲学者。弟に中国文学者の三木克己がいる。.....-ウィキペディア

幸福を語ることがすでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど
今の世の中は幸福に満ちているのではあるまいか

「人生論ノート」より
三木清 62

(西田左派を含めた上での)京都学派の哲学者。弟に中国文学者の三木克己がいる。.....-ウィキペディア

すべての警句は蜜蜂のごときにあるべきなり。
それには針と密と小さき身体が必要なり。

「断片」より
マルティアリス 11

マルクス・ウァレリウス・マルティアリス(マールティアーリス、Marcus Val...-ウィキペディア

ある人間を判断するには、その人の言葉によるよりは、むしろ行動によった方がよい。
というのは、行動はよくないが、ことばはすばらしい人間が多くいるから。

「良心について」より