メナンドロス (作家) 20

紀元前342年 - 紀元前292?年
古代ギリシア(ヘレニズム期)の喜劇作家。ギリシア喜劇 (Ancient Greek comedy) のうち、「新喜劇」(アッティカ新喜劇(Attic new comedy) あるいは アテナイ新喜劇(Athenian new comedy))と呼ばれる作品群の代表的な作者である...-ウィキペディア

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「汝自身を知れ」という格言は適切なる言にあらず。
「他人の人々を知れ」という言がより実用的なり

「断片」より

苦しみなき貧しさは悲惨なる富裕に優る

「断片」より

貧者は、たとえ真実を語るとも信じられず

「断片」より

女は必要悪なり

「断片」より

男心をそそるただ一つの正真正銘の愛の媚薬、
それは思いやり深い気立てなり。男はつねにこれに参る

「断片」より

結婚は邪悪なるも必要なる邪悪なり

「断片」より
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主人とはいえ結局は家庭の一奴隷

「断片」より

父親たちは彼らの娘につき自慢し、
母親たちは彼女らの息子につき自慢しがちなものなり

「断片」より

すべての人間にとりて、共通のあらゆる多くの禍いのうち最大なるものは悲しみなり 

「断片」より

われわれの考えることと、言うこと、行なうこと、すべてこれ「運」にして、
われわれはただ「運」のは発行する手形の権利譲渡にすぎず

「断片」より

逆境においては人は希望によりて救わる

「断片」より
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時は免れがたきすべての禍の医者なり

「断片」より

人間は、幸福にありては希望が救いの主

「断片」より

神々が愛する人たちは若くして死ぬ

「断片」より

人間にとりて、ことばは苦悩を癒す医者なり。
なぜならば、ことばのみが魂を癒す不可思議なる力を有するからなり。
また、このことばこそ、古の賢者たちは「妙薬」と呼ぶ。

「断片」より

沈黙は賢者には十分なる答えなり。沈黙は同意を示す。

「断片」より

沈黙は、彼らにとって尊厳・荘重の態度であるのみならず、
しばしば有利・周到な態度である。

「断片」より

他人のことにつきしゃべるほど痛快なることなし。

「断片」より

結婚とは、ほとんどすべての人が歓迎する悪である

娘ほど手が焼けて、取り扱いにくいものはない