名言・語録一覧
形容詞、副詞でものを言っている人は信用してはいけない。
名詞と動詞でものを言っている人は信用できる。これは事実ですね。
近世儒学の開祖といわれる藤原惺窩は、
朝鮮の人に「朝鮮が日本に攻め込み、
武でもって権力をとっている連中を追い出して欲しい。」と言っています。
彼は日本型インテリの原型じゃないですか。
トップは男前にやってもらっていい。
ただし、軍師がいります。
そういう蔭の演出家を社会が許容しなければいけない。
戦国時代は英雄がいたが、徳川時代になると将軍は飾りでしたね。
僕の持論ですが、人間は狂う動物なんです。
集団が戦争していれば個人はまともですが、
集団がまともになると個人が狂うんです。
長篠合戦の頃、すでに大量生産されるようになっていた鉄砲が、
戦国時代の終わりとともに武器として姿を消してしまったことである。
人々が飛び道具という最強の殺人手段と無縁であるというこの伝統は、
文明開化や何度か之戦争を今日まで続いている。
日本は四百年近く銃社会とは縁を切ったままである。
男が自分の技量に自信をもったときの美しさというものは格別なものだが、
自らの位階に自信をもった場合は、鼻持ちならなくなる
名言というより『真理』か
※位階は、財産、収入とかにも適用できるかと思います。 - mypace
妻が陽気でなければ、夫は十分な働きはできませぬ。
夫に小言をいうときでも、陰気な口からいえば、夫はもう心が萎え、
男としての気おいこみをうしないます。
同じ小言でも陽気な心でいえば、夫の心がかえって鼓舞されるのです。
陽気になる秘訣は、あすはきっと良くなる、と思いこんで暮らすことです。
日本列島を暗箱に入れたような体制かで、
長崎は針で突いたような穴になった。
知的感光能力さえあれば写真は写るのである。
自分というものに学校というものは一切存在理由がなっかた。
自分にとって、図書館と古本屋さんさえあればそれで十分であった。
死者というものは
人間に笑いがあるということを教えてくれるという気がするんです。
笑いというものがあって、
その笑いによって人間はとりかえしのつかぬものであるということを感じさせる。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
自然というのは、
こちらが伸びたらそれだけちゃんとむこうでこたえるというか、
底知れぬ可能性みたいなものがあって、
神秘と申しましょうか、
それにパッといきあたるときに、本当に涙が出る。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
一本の木に向かって、そのうちの赤い葉一つだけを見ておれば、
残りの葉は目に入らぬものです。
一つの葉に目をとらわれず、一本の木に無心に向かうなら、
数多くの葉も残らず目に見えるものです。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
私が人生を知ったのは、
人と接触した結果ではない。
本と接触した結果である。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
三日書を読まなければ、
理義胸中にまじわらず、
面貌にくむべく、言葉に味わいがなくなる。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
蚤やもぐらの面倒見る大自然の秩序は、
人間の面倒も見てくださる。蚤やもぐらと同様にあせらないで、
されるがままになっていればよいのだ。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
言葉がひとつ増えることは、
感じ方、考え方の広がりを意味すると言われる。
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修...
国滅びて山河あり
侵略終わって発電ダムなお存続す
この侵略という罪悪に日本国民を引き込んだ為政者には
糾弾すべきものが多々あるであろうが、これに追随した国民が
いわゆる侵略の中にあって、残した多くの良きもののあることを、現代人は忘れてはなるまい。
鴨緑江水力発電はその一例である。
それは北鮮と中国東北の人々に光と熱を昔ながらに供給しているであろう。
日本および満洲国の司法官僚。キリスト教の牧師。
満洲国は、決して日本が作った国家ではなく
関東軍と日本陸軍が現地政治家と協力して作った国家であると思っていた。
そして将来はイギリスからアメリカが独立したように
満洲国は民族協和の完全な独立国にならねばならぬという思いを
ひそかに抱いていた。
日本および満洲国の司法官僚。キリスト教の牧師。
こんな塀くらいかるい恋の翼で飛んでまいりました。
イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある...-ウィキペディア
時がどんどん過ぎて行き
思い出がだんだん遠ざかると
記憶への疑いが、必ず忍び寄ってくる
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。
時から身を隠すことはできない。
おれたちは王や皇帝に見つからないように隠れることはできる。
神に見つからないようにすることも、できるかもしれない。
だが、時からは身を隠せない。
砂さえもない。
我々が砂なんだ。
「カードミステリー」より
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。
自分にわかったことだけで満足している人は
哲学者とはいえない
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。
人間の頭脳が
人間にわかるほど単純だったら
何もわかるはずがない
たとえばミミズの脳だ。
人間はミミズの脳がどう機能しているかを、いくらかは知ることができる。
けれど、ミミズ自身にはそんなことわからない。
脳が単純すぎるから。
「カードミステリー」より
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。
「秘密が守れるかい」ともう一度聞いたりしたら
ひどく悲しくなっただろう
「カードミステリー」より
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。
世の中にはいろいろな役所があるが
哲学省というものはない
大国でさえ、そういう省庁はなくてもいいと思っている
1952年生まれ。ノルウェーの作家。「ソフィーの世界」が有名。