死者というものは
人間に笑いがあるということを教えてくれるという気がするんです。
笑いというものがあって、
その笑いによって人間はとりかえしのつかぬものであるということを感じさせる。

「文章の書き方」より
尾川正二

尾川正二 8

1917年4月28日 - 2009年3月5日
1917年、旧朝鮮に生まれる。京城帝国大学国文科卒業。広島大学大学院国文研究科修了。関西学院大、桃山学院大、梅花短大教授を歴任。『「死の島」ニューギニア―極限のなかの人間』で、第1回大宅壮一ノンフィクション賞受賞


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