谷沢永一 6

1929年6月27日 - 2011年3月8日
日本の文芸評論家、書誌学者。関西大学名誉教授。専門は日本文学(近代)。渡部昇一との共著が多い。...-ウィキペディア

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世の中が、自分に与えてよこす仕事を丹念に遂行する努力、
それこそが人間における最大の生き甲斐ではなかろうか。

「人の世を見さだめる」より

僕の持論ですが、人間は狂う動物なんです。
集団が戦争していれば個人はまともですが、
集団がまともになると個人が狂うんです。

「谷沢永一全集」より

トップは男前にやってもらっていい。
ただし、軍師がいります。
そういう蔭の演出家を社会が許容しなければいけない。
戦国時代は英雄がいたが、徳川時代になると将軍は飾りでしたね。

「谷沢永一全集」より

近世儒学の開祖といわれる藤原惺窩は、
朝鮮の人に「朝鮮が日本に攻め込み、
武でもって権力をとっている連中を追い出して欲しい。」と言っています。
彼は日本型インテリの原型じゃないですか。

「谷沢永一全集」より

形容詞、副詞でものを言っている人は信用してはいけない。
名詞と動詞でものを言っている人は信用できる。これは事実ですね。

「谷沢永一全集」より

日本国民にとって神道とは何かというと、
単純明快、
祖先信仰の国民感情なのです。
感情であって理論ではないのです。

「谷沢永一全集」より
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