塩野七生
馬鹿はいても構わないが、ああ、馬鹿に説教だけはされたくないもんだ
1946年7月21日生まれ。日本のコラムニスト、エッセイストである。
陽の下に新しきものなし
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
重大な事業をもくろんでいるとか、
または大きな権力を手中にしようと思うほどの人ならば、
他人に知られては不利と思うことはひたかくしにし、
反対に知られたほうが有利と思ったことは、誇大に宣伝しなければならない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
運は、制度を変える勇気をもたない者には、その裁定を変えようとはしないし、
天も自ら破滅したいと思う者は、助けようとはしないし、助けられるものでもないのである
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
週末だけの幸福も、立派な幸福である。
軍隊の指揮官でさえ、話す能力に長じた者が、良い指揮官になれる。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
軍の指揮官にとって最も重要な資質は何かと問われれば、想像力であると答えよう
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
貞節な女にとって唯一のなぐさめは、正式な結婚しかないのです。
議題がなんであれ、会議というものに列席したことのある人ならば、なんと人間は誤った判断をくだすものかという想いを一度ならずもったにちがいない。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
調査とは十ヶ月の妊娠のようなものであり、
問題の解決とは、ある朝の分娩のようなものである。
調査とはつまり、問題解決のことである
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
誰もが統治に参加するということは、
自由がもたらす結果でもなければ、その目的でもない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
誰だって、誤りを犯したいと望んで、誤りを犯すわけではない。
ただ、晴天の日に、翌日は雨が降るとは考えないだけである。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
原爆についてカンヌ映画祭でのインタビューにて
誰かが覚えていなければならない。そして、誰かがきちんと言う必要があるのです。
1910年3月23日-1998年9月6日 日本の映画監督。
話すことなんてないのよ
1901年12月27日 - 1992年5月6日 ドイツ出身の女優・歌手。
詩とは、つかの間を捕えたものだ
(中略)
詩とは、理解するものではなく感じるものだ
血の悪臭も、それが敵のものとなると良い匂いに変わる
蜘蛛は、蠅をとって生きている。誰かは、野うさぎをとることで。
別の誰かは、鰯をとることで。また、別の誰かはいのししを。他の誰かは熊を。
そして、それ以外の誰かはサルマティア人を。獲物に襲いかかるときに感ずる衝動は、
それが動物であろうと人間であろうと、殺すという一年では同じではないか
第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。ネルウァ=アントニヌス朝では...-ウィキペディア
蛮族は、朝には約束し、夕べにはそれを破る
フェッリーニ(塩野表記)
若者? ボクが若い世代になぜ関心がないかって?
決まってるじゃない、ボクは、ボクなりの青春を充分に生きたんです。
だから、それを過ぎた今でも今なりの生き方を充分に生きたいと思うので、
他人の青春なんかかまっている暇はないんです
イタリア・リミニ生まれの映画監督、脚本家。「映像の魔術師」の異名を持つ。 -ウィキペディア
若い人はうんとおとなびてなきゃいけない。
それで年配の人はうんと無邪気でなきゃいけない。
『君主論』
良き力をもつ者は、良き友に恵まれるものである
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
良い面を残そうとすれば、どうしたって悪い面も同時に残さざるをえないのである。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
自由なき政体下で生きてきた人は、
たとえ自由を与えられても、それを活用するすべを知らない
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
自分のことを面白がっているだけの男を、誰が愛せよう。
職人は、手と、ファンタジアだ
イタリア映画界の名匠パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟が、 ハリウッド創生...
1993年から数年前に書いた「女の馬鹿さ加減」新潮45(ja.wikipedia.org)より。