『自省録』より

蜘蛛は、蠅をとって生きている。誰かは、野うさぎをとることで。
別の誰かは、鰯をとることで。また、別の誰かはいのししを。他の誰かは熊を。
そして、それ以外の誰かはサルマティア人を。獲物に襲いかかるときに感ずる衝動は、
それが動物であろうと人間であろうと、殺すという一年では同じではないか

塩野七生 『ローマ人の物語30 終わりの始まり [中]』(新潮文庫,2007)74p
マルクス・アウレリウス・アントニヌス

マルクス・アウレリウス・アントニヌス 59

121年4月26日 - 180年3月17日
第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。ネルウァ=アントニヌス朝では第五代皇帝。第15代皇帝アントニヌス・ピウスの后妃ファウスティナ・マイヨル(大ファウスティナ)の甥で先帝の外戚にあたり、また大ファウスティナはハドリアヌスとトラヤヌスの傍系血族でもある...-ウィキペディア


寄せられたコメント(0)

コメントはまだありません...

コメント戴ける場合はこちらから