命:生命

飢餓による貧困への恐怖というムチを復活させようというのが、新自由主義の経済思想である。機械のリズムに従属した非人間的労働に耐えなければ、職を失い、人間としての生存が保障されない。そのような状態を復活させれば、生産性が向上するはずだというのである。

『人間回復の経済学』より
神野直彦 2

1946年2月9日生まれ。経済学者。東京大学教授。専門は財政学、地方財政論。ドイ...

革命とは、経済的な問題や、搾取の鎖を断ち切るというようなことではまったくない。
「共同幻想と私的幻想の離反から生じた自らの神経症の危機」に直面したヒトの社会全体が、
それを治し、自らを蘇生させる行動なのである。

「パンツをはいたサル」から(旧版p144~145 引用者一部要約)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

隣人の命を守る
それが天の父からの使命なのです!!

20世紀少年 12

浦沢直樹による日本の漫画。 2007年1月から7月まで連載された。単行本は『2...-ウィキペディア

造物主に非難すべき所があるとしたら、
神があまりに無造作に生命を作り、あまりに無造作に生命を壊す点だろう

「兎と猫」より
魯迅 23

中華民国の小説家、翻訳家、思想家である。本名は周樹人(繁体字: 周樹人; 簡体字...-ウィキペディア

空中に投げられた石にとって
落ちるのが悪いことではないし
昇るのが良いことでもない

自省録より
マルクス・アウレリウス・アントニヌス 59

第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。ネルウァ=アントニヌス朝では...-ウィキペディア


    落ち続けて昇らないのがいいのか - 銘無き石碑

    落ちるって、堕ちるって、死にかけたことないくせに。 - 銘無き石碑

秩序とは、生命の結果であって、その原因ではない。
秩序とは、ある強力なる都市のしるしではあるが、その起源ではない。 
生命と、熱情と、あるものに向かう心の傾きとが、秩序を創造する。
しかし、秩序は、生命をも、熱情をも、
あるものに向かう心の傾きをも創造することはない。

『城砦』より
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 59

フランスの作家、操縦士。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路...-ウィキペディア

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神も天も、そんなものはなんでもない。地上の生命、生物の愛のみが真実のものなのだ

「舞姫タイス」より
アナトール・フランス 20

フランスの詩人・小説家・批評家。本名はジャック・アナトール・フランソワ・ティボー...-ウィキペディア

知的で客観的な記述の方法とは、実はかえって限定的なものだ。
人格的なものに立脚した探求こそ、我々の知の宇宙的位置づけを明確にするものだ。
比較によって形成される感知や感覚は、常にある種の虚構である。
人間の感覚器官は、差異の知らせ(例 左右の視覚)しか受け取らない。
…にもかかわらず、それを新しい次元(奥行き)の中で補足するのが、感覚のキイなのだ。
これは知(knowing)の構図における原理の層の一段階アップの位相である。
そしてそれは、たとえ虚構であっても実在であり、従って、
科学的発見においても、この比較のプロセスを暗黙的に理解している者が勝利する。

「意味と生命」、グレゴリー・ベイトソンの議論に関連した部分(p68-69)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

生命を永持ちさせようとする秘訣は、ただ生命を縮めないようにすることだ

「魂の養生法」より
フォイヒテルスレーベン 3

オーストリアの詩人・哲学者

生命の剥奪が不幸ではないわけを悟り得た者にとっては、この世に何の不幸もない

「随想録」より
ミシェル・ド・モンテーニュ 94

16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。モラリスト、懐疑論者、人文主義者...-ウィキペディア

生きることの意味と価値について問いかけるようになると、我々は狂ってしまう。
なにしろ意味も価値も客観的に実在するものではないのだから。

ジークムント・フロイト 5

オーストリアの精神医学者。 その時代及び後世の思想に影響を与える。

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生きているあいだは、いきいきとしていなさい。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア

災難はいきなりポンと来るものだと
思っている人がいるけれど、
「命」という字は、「人は一度は叩かれる」と書く。
だから、俺は生きていれば、
一度はそういうことが起きているものなんだ、と思っている。
それで、災難というものは、
必ずその人に学びを与えてくれるものなんだよ。

斎藤一人 17

東京都江戸川区出身の日本の実業家。「銀座まるかん」の創業者。 ...-ウィキペディア


    自分の認識が幻想に過ぎなくて、だから、厳密には間違っていた。だから、本質的に捉え直す良い機会になるんだね。 - 銘無き石碑

消えろ、消えろ、つかの間の灯火、
人生は歩いている影にすぎぬ

「マクベス」より
ウィリアム・シェイクスピア 519

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある...-ウィキペディア


    明日が訪れ、そして去り、再び新たに訪れる。日々は遅々として進み、やがてはその最後の瞬間へとたどり着く。全ての昨日とは、ついには塵となる愚か者たちの死への路を照らし続ける灯りだ。消えろ、消えろ、束の間の蝋燭。人の命は影絵の歩み、哀れな登場人物に過ぎない。出番の内はふんぞり返って喚き散らし、それが終われば消えてなくなる。まるで白痴の物語だ。騒がしいばかりで、意味など何もありはしない。 - 似非紳士

    なんか悲しいね - 銘無き石碑

    生産的な人生を歩んでいたら、こんな発言はでないだろう。 - 銘無き石碑

    不幸は伝染するからヤバい。 - 銘無き石碑

    尊い人生を冒涜しているな - 銘無き石碑

死んだっていいとな! たぶんそうかもしれぬ。生きている者の多数は、死んだっていいやつじゃ。そして死ぬる者の中には生きていてほしい者がおる。あんたは死者に命を与えられるか? もしできないのなら、そうせっかちに死の判定を下すものではない。すぐれた賢者ですら、末の末までは見通せぬものじゃからなあ

死と同じくかわすことのできないものがある。それは、生きることだ

この言葉によって救われた人々が何人いるだろう
チャールズ・チャップリン 19

イギリス出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲...-ウィキペディア

最初の呼吸が死の初めだ

「格言集」より
トーマス・フラー 42

イギリスの神学者・警句家 本名はトーマス・フラー

振り返っちゃ・・・だめ。・・・決めたんでしょ?自分であのとき。
自分で選んだ道でしょう?
だったら、謝ったりしたらだめ。泣いたりしたら・・・だめ。
わき見もしないで、前だけ見て歩いていく・・・貴方達の背中を見るのが好きだった・・・。
だから・・・私・・・とっても・・・幸せだった・・・。
貴方達のように、素敵な人達と出逢えて。貴方みたいに、素敵な・・・弟をもてて。
そーちゃん・・・貴方は・・・私の・・・自慢の弟・・・。

ミツバが永眠する間際、弟の総悟に残した最期の言葉。
ミツバは最後の力をふりしぼり、自分の想いを伝えました。
幸せというのは、人によって結婚だったり、仕事での成功だったりするけど、
彼女にとっては、振り向いてもらえなくても、大好きな人と出逢えただけで幸せだった・・・。
ミツバが幸せな人生だったなら、総悟も、土方も、きっと幸せなんだろうと思います。
沖田ミツバ 2

真選組一番隊隊長、沖田総悟の実姉。


    もう・・・何も言えないです・・・。背中と心がすごく暖かくなる言葉ですね・・・。 - 銘無き石碑

    ミツバ篇は凄ッい泣けました - 銘無き石碑

    ミツバが死ぬ瞬間が、ガチ泣けました - 銘無き石碑

    前がかすんで見えない・・・! - 葉風

    感動しました - 銘無き石碑

感動いっぱい、
感激いっぱいのいのちを生きたい。

相田みつを 37

日本の詩人・書家。平易な詩を独特の書体で書いた作品で知られる。書の詩人、いのちの...-ウィキペディア

愛よ、お前こそはまことの生命の冠、休みなき幸

「詩集」より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア

対立するものなど、決して存在しない。
死といい生というも、舌を出して争いあう言葉に過ぎぬ以上、
やはりお前は、お前の生命を投げ出させるものによってしか生き得ないのだ。
死を拒否する者は、生命をも拒否する。
お前を越えるものが何もないならば、
お前が受けるものもまたない。
あるとすれば、おまえ自身から受けるものに他ならない。
だが、空しい鏡から何を引き出すというのか?

『城砦』より
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 59

フランスの作家、操縦士。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路...-ウィキペディア

宇宙の円環せる情報システムと合一したとて、人間の至福はないのだ。
その予感こそが、
人間をして
ノントリップの意識状態に通常、浮遊させていく
出発点となったものなのである。

「反文学論」から(p204)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア

命を自由に奪い取れる死神でも、奪えぬものがある。
俺の心意気だ。


映画版より意訳
シラノ・ド・ベルジュラック 1

フランスの剣士。詩人。哲学者。 また彼を主人公にした後世の作品たち。 彼は死後に...


    モンパナッシュ! - 学文路流石

命は弱さを許さない。

1945年2月17日に言ったとされている。
彼が死ぬおよそ2ヶ月前である。
アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア


    そうだ。 - 銘無き石碑

    この世に繋がりなくして一人で孤立して独立してある命なんかあるものか だれもかも弱いから助け合うんだろ? こんなこと言えるのは力に恵まれ傲慢になった人だけさ - ゆうき

    そうだろう。相当追い詰められてそうな言葉だからね。 - 銘無き石碑

    命は弱さを許さないけれど、弱さゆえに死にたいのかなあ。 - 銘無き石碑

    ご冥福を祈りましょう。 - 銘無き石碑

全員がある根拠をもって「見る」=共通の認識こそが「事実」なのだ。
それは体系的に決まったものであり簡単に変えることはできない。
しかし、関係は関係なのであって、一定不変の実体のようなものとは違う。
その関係さえ理解できれば、「事実」を変えることができる。
全員が、それが石なら石と見えている根拠Aを乗り越える根拠Bをもって「これは木だ」と思おうとするとき、
それはあきらかに「木」に見えてくるものなのだ。
人々が何故にこれを石と見ているのか、木に見えないのは何故かという根拠がわかればできることである。
我々がまだ見つけていないだけであって、石に見えていたものを木に見せるシステムはあるに違いない。
その根拠そのものを見るところに科学は動いていっていることはたしかである。

「人類は思考する“金魚”である」から(旧版「人類新世紀終局の選択」p103 引用者やや編集)
栗本慎一郎 15

日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、有明教育芸術短期大学学長。国会議...-ウィキペディア