アナトール・フランス 20

1844年4月16日 - 1924年10月12日
フランスの詩人・小説家・批評家。本名はジャック・アナトール・フランソワ・ティボー(フランス語: Jacques Anatole François Thibault)。パリ出身。アカデミー・フランセーズの会員を務め、ノーベル文学賞を受賞した。代表作は『シルヴェストル・ボナールの罪...-ウィキペディア

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われわれは女性にしゃべらす薬を持っているが、女性を沈黙させる薬は誰も持ってない

「亞者の妻と結婚した男」より

われわれは女性にしゃべらす薬を誰ももっていない。

「亞者の妻と結婚した男」より

正直とか親切とか友情とか、そのような普通の道徳を固く守る人こそ真の偉人というべきである

「エビキュールの園」より

悪は必要である。もし悪が存在しなければ、善もまた存在しないことになる。
悪こそは善の唯一の存在理由なのである。

「エピキュールの園」より

キリスト教は、恋愛を罪悪視することで、恋愛のために大きく貢献した

「エピクロスの園」より

神がわれわれ各人に割り当てるときは、われわれがいかに縫取りをするかをよく知っている高価な織物のようなものである

「シルヴェストル・ボナールの犯罪」より
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嘘を含まないあらゆる歴史書はすこぶる退屈である。

「シルヴェルトル・ボナールの犯罪」より

歴史とは「生まれ、苦しみ、心だ」という三つの事実の自覚でも、記録でもない。

「シルヴェルトル・ボナールの犯罪」より

知的な女というものは、しばしば愚かな男と結婚する

「断片」より

恋は単純で原始的な行為である。それは闘争である。それは憎しみである。恋には暴力が必要である。相互の同意による恋愛は退屈な労役にすぎない

「断片」より

あらゆる性的異常のうちで、純潔こそいちばん奇異である

「断片」より

    私にとって、君は必要ではなくなりました。よって、君に魅力を感じることはないし、君が誰と結婚しようと関心はありません。 - 銘無き石碑
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機会はおそらくサインすることを欲しなかった時の神の匿名であろう

「断片」より

「皮肉」と「憐憫」とは、ふたりのよい助言者である。
前者は微笑みながら人生を愛すべきものにし、
後者は涙を浮かべて人生を神聖なものにする。

「断片」より

理解しないことが多いよりも、わずかでも理解する方がいい。

「天使の反逆」より

神も天も、そんなものはなんでもない。地上の生命、生物の愛のみが真実のものなのだ

「舞姫タイス」より

人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、
奇怪、甘くて、苦い、そしてそれがすべてである。

偉大なことを成し遂げるには、行動するだけでなく夢をも持ち、
計画するだけでなく信念も持たなければならない。

もし私が神だったら、私は青春を人生の終わりにおいただろう。

もし私が神だったら、私は青春を人生の終わりにおいただろう。

私が人生を知ったのは、
人に接したからではなく、
本と接したからである。


    君を愛すると決めたなら、君を信じなければならないんだな。 - 銘無き石碑

    残念ながら、君は信頼するに価しないからな - 銘無き石碑