名言・語録一覧

鈍刀の骨を切る必ず砥の助けに因る。

「三教指帰」より
空海(弘法大師) 6

平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で...-ウィキペディア

人の常道、敗れたる者は天の命を称して嘆じ、
成れる者は己の力を説きて誇る。卑しいとすべし

「運命」より
幸田露伴 4

明治大正時代の国文学者・作家


    学歴が高くても出世できなくて、大した実績もない先輩社員達と長く働いてきた。学歴があっても会社組織で敗者なら、関わる価値があるだろうか? - 銘無き石碑

女を想う者は、輾転反側す。女の来って我を悩ますにあらず、吾の想いを悩ますなり

「落葉龍」より
幸田露伴 4

明治大正時代の国文学者・作家

美しき花の好き実を結は、草木にも多からず。

幸田露伴 4

明治大正時代の国文学者・作家

真の文明というものは、すべてある人々が福を植えた結果なのである。

「努力論」より
幸田露伴 4

明治大正時代の国文学者・作家

花は半開を看、酒は微酔いに飲む。この中大いに住趣あり。

「菜根譚」より
洪自誠 6

中国明の思想家

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人は各位のか愉しみなるを知って、名無く位無きの苦しみの最も真なるを知らず。

洪自誠 6

中国明の思想家

多く蔵する者は厚く亡う。故に富は貧のおもんばかりなき然ざるを知る。高く歩む者は疾く?る。故に貴は賤の安きに然らざるを知る

「菜根譚」より
洪自誠 6

中国明の思想家

奢る者は富みて足らず。何ぞ見倹者の貧にして余りあるにしかん

「菜根譚」より
洪自誠 6

中国明の思想家

君子は人を過信せず、また過疑せず

洪自誠 6

中国明の思想家

信仰の真に信仰と謂ひ得べき意義は法税にあり、
吾人をして真に信仰に生きしむるものは法税なり。

「梁川文集」より
綱島梁川 1

大正時代の哲学者・評論家

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生の完全な燃焼が死だ

「敗戦前後」より
高見順 1

昭和時代の作家

己の立てるところを深く掘れ、そこには必ず泉あらむ

高山 1

明治時代の思想家

仕事には本筋の仕事と、本筋でない仕事がある。
本筋の仕事とは根のある仕事、本筋でない仕事とは器用だけの仕事のことだ。

「道具など」より
高村光太郎 2

大正昭和時代の詩人・彫刻家

月夜に夜なべはせぬが損、稼ぎに追ひつく貧乏なし

「博多少女郎浪枕」より
近松門左衛門 3

江戸時代の浄瑠璃作家

大事を思い立つものは小事に拘る事なかれ

「断片」より
近松門左衛門 3

江戸時代の浄瑠璃作家

この世すべて濁るとき、清めるは己のみ、人々みな酔えるとき、
正気になるは己のみ、されば追放のみとなった。

「史記」より
屈原 3

中国の戦国時代の詩人


    清める己と清める友は必ず手に入る。歴史上の偉人の生き方が実証しているから。 - 銘無き石碑

    他人を批判しない態度が必要だ。寛容になるということ。 - 銘無き石碑

聖人は物に凝滞せず、能く世と推移す

「楚辞」より
屈原 3

中国の戦国時代の詩人

尺も短き所有り、寸も長き所有り

「楚辞」より
屈原 3

中国の戦国時代の詩人

人見て善しとすれども、神見て善からといふ事をなさず。

「集義和書」より
熊沢蕃山 1

江戸時代の儒学者

念仏の功積み、心を運ぶこと年深かりしものは、
命終の時に臨んでは、大いなる喜びおのづからに生ず。

「往生要集」より
源信 1

平安時代の天台宗僧侶

哲学というのは、一切の現象を批判の対象とするような、
生活の一種の態度そのもの、惑いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。

「現代のための哲学」より
戸坂潤 6

昭和時代の思想家

世界のファッショたちはおしなべて道徳屋であることは有名である。彼らはすべて風紀屋である。
服装まで妙な制服にしたがるのである。

「検閲下の思想と風俗」より。
ファッショは独裁の意味。
戸坂潤 6

昭和時代の思想家

思想と風俗とは一連のつながりがあるものだ。
思想は風俗となって思われるものだし、
風俗は思想を象徴する。

「検閲下の思想と風俗」より
戸坂潤 6

昭和時代の思想家

思想や文化は云うまでもなく自主的なものだ。
ひとからもらったものは結局、思想であるよりもモードにすぎぬ、
思想と文化とは常に民衆の自発的なものであらざるを得ない。

「検閲下の思想と風俗」より
戸坂潤 6

昭和時代の思想家