凡人

愚者と賢者はともに害がない。半分の愚者と半分の賢者だけが、いちばん危険である

「親和力」より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア


    光と影の定義 - さくら

忍耐-それによって凡人が不名誉な成功を収めるくだれない美徳

「悪魔の辞典」より
アンブローズ・ビアス 34

アメリカの作家、ジャーナリスト、コラムニスト。代表的な著作に、風刺辞書『悪魔の辞...-ウィキペディア

なんの取柄もない人々の存在は、実は世の中になくてはならない救いのひとつである。己の分をきちんとわきまえている限りは、その人はけっこう面白いし、愛嬌さえある

「人さまざま」より
ウィリアム・ヘイズリット 22

イギリスの著作家、批評家、随想作家。...-ウィキペディア

つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である

「省察と格言」より
リュック・ド・クラピエ・ド・ヴォーヴナルグ 63

ヴォーヴナルグ侯爵リュック・ド・クラピエ(Luc de Clapiers, ma...-ウィキペディア

天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない

「親和力」より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア

賢者は一般の人々との愚考を寛大に見のがすべきにあらず。なんとなれば、両者ともに損なわれるからなり。すなわち、前者の威厳は滅じ、校舎の愚考は常習的になる。卑しい人に親しく、あるいは楽しげに話せば、その人の横柄さと自負心を増大させる

「ゴレスターン」より
サアディー 17

イランの詩人。 今日、イランでは一般に「シーラーズのサアディー(サアディーイェ...-ウィキペディア

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普通人は時をつぶすことに心を用い、
才能ある人間が心を用いるのは、時を利用することである

「パレルガとパラリポーメナ」より
アルトゥル・ショーペンハウアー 91

ドイツの哲学者。主著は『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wi...-ウィキペディア

天才の特徴は、凡人が引いたレールに自分の思想をのせないことだ

「赤と黒」より
スタンダール 38

グルノーブル出身のフランスの小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie He...-ウィキペディア

選ばれた者は、凡人社会の法を無視する権利がある。

「罪と罰」より
フョードル・ドストエフスキー 105

ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマー...-ウィキペディア


    ドストエフスキーはこの言葉を「罪と罰」に残しているが、この考えははっきりと彼自ら作品中で否定してるよね - 銘無き石碑

    パッと見違和感はあるよね - 銘無き石碑

凡人はあらゆることに対する答えをもっているし、いかなることにも驚かされることがない

「日記」より
ドラクロワ 1

フランスの作家

中才は肩書きによって現れ、大才は肩書きを邪魔にし、小才は肩書きを汚す。

「語録」より
ジョージ・バーナード・ショー 70

ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw, 1856...-ウィキペディア

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真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、
凡な学者がそれを回避するのは、閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。

「反時代的考察」より
フリードリヒ・ニーチェ 335

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア

常人は古俗に安んじ、学者は聞くところに溺る。

「史記」より
司馬遷 24

中国前漢時代の歴史家で、『史記』の著者。 姓は司馬。名は遷、字は子長。周代の記...-ウィキペディア

凡そ人たるものは、おのおの己自身を保ちて生活する本とす

「燈影問答」より
西周 2

江戸明治時代の啓蒙思想家

一将巧成りて万骨枯る

「己亥歳記」より
曹松 1

中国唐の官吏

凡人は既成の社会にできる丈け自己を適合させることを以って自己の天職と考え、
天才は自己に社会を適合させることによってそれを開拓する

「盲目の川」より
長与善郎 2

大正昭和時代の作家

凡人は存在の中に住す、其一生は観念なり、
凡人は成人の縮図なり

「平凡」より
二葉亭四迷 3

明治時代の作家

悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。

「随筆集」より
フランシス・ベーコン_(哲学者) 66

イギリスの哲学者、神学者、法学者、貴族(子爵)である。イングランド近世(ルネサン...-ウィキペディア

最も優れたる人々は、はかなき物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかれども、多くの人々は家畜のごとく腹一杯食らわん。

「断片」より
ヘラクレイトス 11

ギリシア人の哲学者、自然哲学者。 ...-ウィキペディア

偉人は自分が学ぼうとするもののみを学ぶ。凡人は他の人が学ぶべきだと考えることを学ぶ

「印象と意見」より
ムーア 4

イギリスの作家・随筆家

われわれ貧しい一般の庶民は、われわれが愛し、
かつわれわれを愛する妻を娶らねばなりません

「父宛の書簡」より
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 9

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ドイツ語: Wolfgang Amad...-ウィキペディア

財産というものは、人間の道徳的価値や知能的価値をつくるものではない。凡人には、それが堕落の媒体となるだけだが、
確固たる人間の手元にあるならば、有力なテコとなる

「ピエールとジャン」より
モーバッサン 3

フランスの作家


    人を信頼できないなら、恐らく人に信頼されたことがないからだろうが、金しか信用できなくなるのだろう。 - 銘無き石碑

新しい真理の発見のときは、つねに少数派である。
それが正しければ多数派になる。

「語録」より
湯川秀樹 3

昭和時代の物理学者

お互いに友人だといっても、それを信ずるのは愚か者である。この名ほど世間にありふれたものはなく、その実、これほど天下稀なものはない

「寓話」より
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ 30

17世紀フランスの詩人。 イソップ寓話を基にした寓話詩(Fables、1668...-ウィキペディア

人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア