名言・語録一覧
ドン・ジュリオの悲劇
人は、自分自身で最も誇りに思っていることを傷つけられると、
悪魔に身を売ることさえ平気でやるものである。
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)140p
ドン・ジュリオの悲劇
侯爵夫人のイザベッラ
侯爵夫人のイザベッラ
町の床屋とて、政談をする時は話してよいことと悪いことの区別をするものだ
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)137p
エメラルド色の海
伝説というものは、民衆の素朴な願望のあらわれであることが多い。
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)103p
エメラルド色の海
フランス人もサヴァイア人も無知なのだ、と彼女は思った。
無知なだけでなく、
生ればかり気にして、出身が良いだけで安心している卑怯者の集まりだ
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)91p
エメラルド色の海
危険な仕事というものは、才能を示す機会にも恵まれるものだ。
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)81p
大公妃ビアンカ・カペッロの回想録
人間誰でも得意の時期になると、胸の思いを吐露する欲求も消えるであろう
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)34p
饗宴・地獄篇 第一夜
江青
江青
わたしたちに、主義や立場のちがいなんてないんだわ。
女として、いや人間として見事に生きるしか、わたしたちの評価を決めるものはないのね
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)210p
饗宴・地獄篇 第一夜
フランス革命の当時、パンを寄こせ、と叫んで王宮にデモしてきた民衆に、
フランス革命の当時、パンを寄こせ、と叫んで王宮にデモしてきた民衆に、
パンがなければ、お菓子を食べればいいのに
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)201p
諸説あり(ja.wikipedia.org)
諸説あり(ja.wikipedia.org)
マリー・アントワネット
2
1755年11月2日 - 1793年10月16日 フランス国王ルイ16世の王妃。
ネロ皇帝の双子の兄
災いは、芽のうちにつみ取らねばならない。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)182p
ネロ皇帝の双子の兄
世間も、所詮は女と同じ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
ネロ皇帝の双子の兄
利口だと思っている女はたいがい馬鹿だから、
重要でもないことにはわいわい口出したがるけれど、重要な事柄には無関心
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
混迷の時代に大衆が欲するのは、
その人の下で働いてみたい、と思わせる指導者像なのだ
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)152p
師から見たブルータス
ブルータスの招待を受けて、ローマへ行く旅の途中で話し合うようになったギリシアの若者
ブルータスの招待を受けて、ローマへ行く旅の途中で話し合うようになったギリシアの若者
男と生まれた者にとっての最高の幸せは、優れた指導者に恵まれることです
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)144p
師から見たブルータス
真実を見つめるのは、学者のせめてもの義務である
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)142p
師から見たブルータス
人間を人間らしくし、人間を奴隷から区別するものはただ一つ、
自由を尊重する意志だけだ
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)140p
大王の奴隷の話
教師というものは、自分が学び教える学問だけが、精神の支柱なのだ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)139p
大王の奴隷の話
民心をつかむこと、これが何万の兵にも優る武器である
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)134p
宇津木涼
生あるかぎり戦いぬいてやる!
永井豪とダイナミックプロ『魔王ダンテ 3』(サンコミックス,1973)136p
魔王ダンテ
3
永井豪の漫画作品。1971年に『週刊ぼくらマガジン』連載。
ダンテはまいあがった 大空へ!
それは全世界に恐怖と混乱を演じさせる華麗なる舞台の幕あきだった!
永井豪『魔王ダンテ 2』(サンコミックス,1973)29p
魔王ダンテ
3
永井豪の漫画作品。1971年に『週刊ぼくらマガジン』連載。
大柴壮介におもちゃはいらん
永井豪『魔王ダンテ 1』(サンコミックス,1973)168p
魔王ダンテ
3
永井豪の漫画作品。1971年に『週刊ぼくらマガジン』連載。
カリグラ帝の馬
大衆の気分というのは、こんなふうに、右から左へ大きくゆれ動くものなのだ。
過激は、なにも〝過激派〟だけの専売特許ではないという証拠さ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)117p
ぷっすま アメトーク めちゃイケ
スペシャルのときだけ忙しいんだよ。
江頭2:50
114
日本のお笑いタレント。芸能事務所大川興業の所属にして同社の筆頭株主であり、かつ同...-ウィキペディア
ユダの母親
しかし、女は怖ろしいですなあ。
わが息子の不幸さえ売り物にしてしまうんですからね。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)99p
ユダの母親
出版した本の題名は、『手に負えぬ息子を抱えて』というのです。
宣伝文句には、――泣きたくなる母の心情の、赤裸々な全告白!――とありましたよ。
出版した本の題名は、『手に負えぬ息子を抱えて』というのです。
宣伝文句には、――泣きたくなる母の心情の、赤裸々な全告白!――とありましたよ。
こういう本は、売れるんですなあ。実際に手に負えぬ息子を持つ母親だけでなく、
それほどでもないのに常におぼえている母親たちも、買うからかのでしょう。
これらの母親たちは、これを読んで、
「まあまあうちの息子は、これほどでなくてよかった」
と、秘かに安心したいからなのです。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)98p
ユダの母親
イエス
イエス
おまえがしようとしていることを、早くしなさい
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)93p