名言・語録一覧
保守主義者は、共同体のたゆみない前進のためには、
優れている者と劣る者、健康と病人、
積極的である者と消極的な者などを一緒にせず、分離するしかないと思っている。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守は、改革しないほうがよいことは、改革すべきでないと確信している。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守主義者が一組織や一制度の変革に慎重であるのは、社会の中の歯車は、
互いに調和を保って機能されねばならないと思っているからである。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
保守主義者は、登場するやたちまち大衆から大好評で迎えられる新人を信用しない。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守は、いつの日か必ず革新が、保守と化すことを確信している。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
保守主義者にといえども、政治上の変革を認めるにやぶさかではない。
ただ、その変革が、慎重に平静に、
階段を一つ一つ登るように為されるのを望むだけなのだ。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守主義者は、責任の観念をことのほか重視する。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
保守主義者にとっての社会の自然な諸要素とは、私有財産、家族、国家、宗教である。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
保守主義者は、新しきものに反対なのではない。
ただ、新しきものなら何でもかまわず持ちあげる人々の、
無智には加担したくないだけなのだ。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守主義者は、自分たちが「明日の人間」にはならなくても、
「明後日の人間」になることを確信している。
明日の人が失敗に終った後にはじめて理解される、
明後日の人間であることを確信している。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守主義者とは、まず、
いわゆる保守反動や伝統主義者や回顧主義者と区別されねばならない。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
前進とは時として、いったん後退してから行うほうが効果がある
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
真の保守主義者とは、量よりは質に重きを置く人である。
1882年1月27日-1982年7月14日 ペルージャ生まれ。 ジャーナリスト...
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
人にして、神に似ることを望まないものがいようか。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
なんと人は、自分自身をあざむくものか。
人は、自分は犯さない罪は、それをひどい大罪で許しがたいものに思い、
自分が犯す罪は、とるに足らぬ軽い罪と考えるものだ。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
個人の運命は、実像によるよりも他人の評判に左右されることが多いのも現実である。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
重大な事業をもくろんでいるとか、
または大きな権力を手中にしようと思うほどの人ならば、
他人に知られては不利と思うことはひたかくしにし、
反対に知られたほうが有利と思ったことは、誇大に宣伝しなければならない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
もしきみが、人々から好感を寄せられたいと望むならば、
なにかを依頼された時に、言下に断ってしまうようなことはしてはならない。
なんとか理由をつくって、言いつくろった返事を与えておくようにすべきだ。
なぜなら、きみに依頼した人物も、もしかしたら後になって、
きみの助力を必要としない事態に出会うかもしれないし、
でなければ、後になって状況が変って、
君が堂々と言いのがれをできるような立派な理由が、出てくるかもしれないからだ。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
決断をくだすのに手間どる人を、非難してはならない。
非難さるべきは、決断をくだした後で実行に移すのに、手間どる人である。
後者は、いつでも誰のためにも有害きわまりない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
本来は、富よりは栄誉や名声のほうが求められるべきなのだが、
近頃では、金がないことには名声を手に入れることもできなければ、
またそれを保ち続けることもできない有様となっている。
だから、権力を持った人物は、無制限にとはいわないまでも、
名声を手に入れた後も、それを保つに足る富を有することを忘れるわけにはいかない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
やりくりが上手だということは、出費をどれだけ減らせるかということではない。
出費を減らすことは、思うほどには簡単なことではない。
問題は、出費はしても、その出費が活きたかどうかにかかっているのである。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
誰もが統治に参加するということは、
自由がもたらす結果でもなければ、その目的でもない。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
人々が過去や遠国の事情に通じていなかったことにしても、
なにも驚くにはあたらない。
なぜなら、人間というものは、
自分が住んでいる街で現在起っていることがらについてさえ、
正確な情報を持っているとはかぎらないし、
それによって的確な判断をくだすとも、かぎらないからである。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
人間の持ちうる最大の幸運の一つは、
その人が自分自身の野心や利益のためにやったことが、
公共の利益のためであったと、人々が思いこんでくれることである。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア
『覚え書き-リコルディ-』(amazon.co.jp)より。
たとえきみが、すべてのことをきみ自身の力量(ヴイルトウ)と慎重さで料理し、
運命(フオルトウーナ)の力に左右される度合いをできるだけ
減らそうと努めたとしても、少なくとも次のことは、認めざるをえないであろう。
すなわち、きみが、きみ自身の力量や素質を必要とし、
ためにそれを充分に発揮もでき、またその成果が人々から政党に認められる時代に、
たまたま生をうけたという事実である。これこそまさしく、幸運と呼ぶにふさわしい。
フランチェスコ・グイチャルディーニ (Francesco Guicciardin...-ウィキペディア