サロメの乳母の話
- 全12件を表示
わたしたちに、主義や立場のちがいなんてないんだわ。
女として、いや人間として見事に生きるしか、わたしたちの評価を決めるものはないのね
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)210p
饗宴・地獄篇 第一夜
フランス革命の当時、パンを寄こせ、と叫んで王宮にデモしてきた民衆に、
フランス革命の当時、パンを寄こせ、と叫んで王宮にデモしてきた民衆に、
パンがなければ、お菓子を食べればいいのに
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)201p
諸説あり(ja.wikipedia.org)
諸説あり(ja.wikipedia.org)
マリー・アントワネット
2
1755年11月2日 - 1793年10月16日 フランス国王ルイ16世の王妃。
ネロ皇帝の双子の兄
災いは、芽のうちにつみ取らねばならない。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)182p
ネロ皇帝の双子の兄
世間も、所詮は女と同じ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
ネロ皇帝の双子の兄
利口だと思っている女はたいがい馬鹿だから、
重要でもないことにはわいわい口出したがるけれど、重要な事柄には無関心
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
混迷の時代に大衆が欲するのは、
その人の下で働いてみたい、と思わせる指導者像なのだ
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)152p
師から見たブルータス
ブルータスの招待を受けて、ローマへ行く旅の途中で話し合うようになったギリシアの若者
ブルータスの招待を受けて、ローマへ行く旅の途中で話し合うようになったギリシアの若者
男と生まれた者にとっての最高の幸せは、優れた指導者に恵まれることです
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)144p
師から見たブルータス
真実を見つめるのは、学者のせめてもの義務である
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)142p
師から見たブルータス
人間を人間らしくし、人間を奴隷から区別するものはただ一つ、
自由を尊重する意志だけだ
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)140p
大王の奴隷の話
教師というものは、自分が学び教える学問だけが、精神の支柱なのだ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)139p
大王の奴隷の話
民心をつかむこと、これが何万の兵にも優る武器である
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)134p
カリグラ帝の馬
大衆の気分というのは、こんなふうに、右から左へ大きくゆれ動くものなのだ。
過激は、なにも〝過激派〟だけの専売特許ではないという証拠さ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)117p
江青