女
第1章◆税がライフスタイルを変える
葉巻に燻されておんなは淑女になる
野末陳平『痛快!税金学』(集英社インターナショナル,1999)P23
挿絵(サラリーマン金太郎)
女はいつでも強いもの
中谷巌『痛快!経済学』(集英社インターナショナル,1999)132p
うらら
別れも死もつらい。
でもそれが最後かと思えない程度の恋なんて、女にはひまつぶしにもなんない。
(中略)
だから、今日ちゃんとお別れできて、よかったと思う。
よしもとばなな『ムーンライト・シャドウ』(朝日出版社,2003)107p
- 銘無き石碑
それは切れやすいから。
ワイヤーじゃないんだよ。
時々緩めないと切れるの。 - 銘無き石碑
「たった、それだけ?」「そう、たったそれだけ」
だが、たったそれだけで、女は生きていけるのである。
塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)103p
不倫
アメリカの大衆は、気の強い女は許すのである。才能に恵まれた女も許すのだ。
しかし、その女が人並な幸せまで手中にすることは許さない。
塩野七生『人びとのかたち』(新潮社,1997)58p
第二十一話 容貌について
女というものは、男をおぼれさせようとあらゆる手練をつくすくせに、
おぼれるタイプの男には興味を持たないものなのである。
塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)168p
第七話 オデュッセイア異聞
妻という存在は怖ろしいものですね。英雄をたちまち、タダの男にしてしまう。
塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)57p
権力について
自分が二義的な存在でしかないということほど、
性的魅力をもった女を刺激するものはない。
せめて一刻なりとも、
自分を一義的存在にしてみせるという想いをこの種の女は感じるからであろう。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)273p
ラブ・ストーリー
女は、
どれほどしっかりしているようにみえても、どれほど知的で才能にあふれていても、
いやそれだからなおのこと、一瞬にして崩れる時があるものなのだ。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)257p
ラヴ・ストーリー
女というものは、若く美しく才能も豊かな同性に対しては、
うらやましさが先に立ってしまって、好意をいだくのがむずかしい。
だが、とてもかなわないと思っていた女が、
自分たちにはできても彼女には絶対に不可能なことを
ひとつでも持っているとわかったとたん、
優越感が刺激されるためかひどく寛容になる。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)256p
ホントだ… - たらら
相手は一晩中愛し合いたくても―― 私は翌日を考えて行為を拒否する
翌日もアルマーニであろうとするからだ
アルマーニ 3(nicovideo.jp)6分36秒~
ジョルジオ・アルマーニ
1
1934年7月11日生まれ。イタリアのファッションデザイナーであり、彼が創立した...
四十にして惑わず
宝石の硬質で冷たい感触に敏感でない女は、女ではない。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)199p
パンドルフォの冒険
女は怖ろしい、あれは魔ものだ。
どんな聖女でも、それが女であれば、気を許したりしたら大変なことになる
塩野七生『愛の年代記』(新潮社,1978)172p
饗宴・地獄篇 第一夜
江青
江青
わたしたちに、主義や立場のちがいなんてないんだわ。
女として、いや人間として見事に生きるしか、わたしたちの評価を決めるものはないのね
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)210p
ネロ皇帝の双子の兄
世間も、所詮は女と同じ。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
ネロ皇帝の双子の兄
利口だと思っている女はたいがい馬鹿だから、
重要でもないことにはわいわい口出したがるけれど、重要な事柄には無関心
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)178p
ユダの母親
しかし、女は怖ろしいですなあ。
わが息子の不幸さえ売り物にしてしまうんですからね。
塩野七生『サロメの乳母の話』(新潮社,2003)99p
一人の人間の生命は全地球よりも重い、とは、
その完璧なまでの合理性からして、女の論理なのである。
塩野七生『男の肖像』(文藝春秋,1992)83p
「おしゃれは悪魔の誘い」
日本のおとなの女性は、とかくPTA的な女の視線を意識して装ってはいませんか。
塩野七生 五木寛之『おとな二人の午後』(角川書店,2003)57p
マリバス
可愛い女の子は食べるもんじゃなくてかわいがるもんなんだぜ!
原作:永井豪 漫画:風我明『真・魔王ダンテ 7』(リイド社,1996)188p
真・魔王ダンテ
17
永井豪『魔王ダンテ』をもとに大長編(やおい)同人誌を描いているよーなもの(筆者談...
「第27章 外圧について」
国家の指導者たる者、国民を女と考えるべきなのだ。女は、苦労がいやなのではない。
きみには苦労をかけるね、の一言だけでふるい立つのが、女というものである。
塩野七生 『再び男たちへ』(文春文庫,1994)121p
「第31章 不幸な男(その一)」
不幸せな女は、百メートル先からでもわかる
塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)235p
「第30章 食べ方について」
とある小説の一行
とある小説の一行
食卓につくときは、さあ食べるぞ、と意気ごんでいる女のほうが好きだな。
メニューを調べながら、地雷原を歩くようにびくびくしている女はごめんだ
塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)233p
「第28章 インテリ男はなぜセクシーでないか」
わたしたち女は、男を尊敬したくてウズウズしているのである。
男たちよ、その期待を裏切らないでください。
塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)218p
「第13章 おしゃれな男について」
女は、真に有益であるかどうかということに、関心をいだかない存在でもある。
塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)105p