本性
- 全6件を表示
第七話 オデュッセイア異聞
妻という存在は怖ろしいものですね。英雄をたちまち、タダの男にしてしまう。
塩野七生『イタリア遺聞』(新潮社,1994)57p
四十にして惑わず
いかに平凡な出来の人間でも、
その人間の実体など、そうそう容易につかめるものではない。
塩野七生『サイレント・マイノリティ』(新潮社,1993)196p
わたしはしばしば息子が暴露された父親の秘密であるのを見た
父親が黙って押し隠していたものが、息子になると、口をききだす。
フリードリヒ・ニーチェ
335
ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア
われわれが表向き装っているものこそ、われわれの実態にほかならない。
だから、われわれはなにのふりをするか
あらかじめ慎重に考えなくてはならない。
「母なる夜」より
カート・ヴォネガット・ジュニア
6
アメリカの作家。シニカルな作風で知られる。
人類の暴君たる法は、本性に反する多くのことをなすべく、、
しばしばわれわれに強制す。
「プロタゴラス」より
私は自己の家族より母国を愛する。私は母国より人間の本性を愛する
「テレマック」より
フランソワ・フェヌロン
6
フランスの神学者・作家。-ウィキペディア