プラトン 48

紀元前427年 - 紀元前347年
古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。ディオゲネス・ラエルティオスによると、プラトンの本名はアリストクレスである。 プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流であり、哲学者ホワイトヘッドは「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」という趣旨のことを述べた...-ウィキペディア

われらの現在の生は死であり、肉体はわれらにとりて墓場なり

「ゴルギアス」より

なんじの悲哀外赤に大きくとも、世間の同情を乞べからず。
なんとなれば、同情の中に軽蔑の念が含まるるからなり。

「断片」より

老齢は明らかに迅速なり。われらに必要以上に迅速に切迫す

「饗宴」より

愛は貧と富とのあいだに生まれた子

「饗宴」より

人間のことは何にてあれ、大いなる心労に値せず

「共和国」より

少年たちの勉学を強制と厳格さによりて訓練せず、
彼らに興味をいだかせるべく導くならば、
彼らは心の張りを発見せん。

「共和国」より
広告

不正を非難する人とは、己が不正をなす事を怖れて非難するにあらずして、
不正を破らんことを怖れて非難するなり。

「共和国」より

哲人が首長たり、首長が哲人たる国家は幸いなり。

「国家」より

正義とは、強者の利益にほかならず。

「国家」より

正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。

「国家」より

徳は一種の健康であり、美であり、魂のよいあり方なり。
それに反し、悪徳は病気であり、魂であり、弱さなり。

「国家編」より
広告

俗衆の神々を否定することが冒?にあらずして、
俗衆の見解を神々に適応することが冒?なり

「断片」より

いかなる人も、好んで真理から除け者にされるものなし。

「断片」より

恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり

「バイドロス」より

哲学は最高の文芸なり

「パイドン」より

哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、
その死を成就すること他ならず。

「パイドン」より

人類の暴君たる法は、本性に反する多くのことをなすべく、、
しばしばわれわれに強制す。

「プロタゴラス」より

子供はすべての動物のうちで最も取り扱い難し。なんとなれば、子供はまだ鍛錬されざる思慮の泉を最も多く持つゆえに、動物のうちで最もずるく、すばしこく、高慢であるからなり

「法律」より

二度子供になるは老人のみならず、酔払いも然り。

「法律」より

己自身の力量によらず、先祖の名声によりて尊敬をあえて甘受する以上に恥ずべきことなし

「メネクセノス」より

人間の事件にて心配するに値するものは何もなし

「共和国」より

時は未来永劫の幻影なり

「卓談」より

仕事においては
最初が最も肝心である。

人を説得するときは、まずおだてから入れ。

プラトン式説得法といいます。

信仰を持って闘えば、われわれの武装力は二倍になる。