名言・語録一覧

武蔵野美術大学の教授時代の言葉。

おい、月給ってのは怖いぜ。ありゃ寝とっても入る金じゃからなァ

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P85
宮本常一 1

1907年8月1日 - 1981年1月30日 日本を代表する民俗学者の一人。

民俗学を古い昔の穿鑿から足を洗わせたい。現代科学の一つにしなければならない

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P47
柳田国男 5

大正昭和時代の民俗学者

私はいつも現在にとらわれている

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P47
柳田国男 5

大正昭和時代の民俗学者

民俗学は隣接の学問などではなく、
時代の底を走る見えない鉱脈を発見するためのサーチライトのようなものである。

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P49
佐野眞一 1

1947年1月29日生まれ。日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。

どこまでいっても究極の答えが出てこない、
というよりは出しえないことを受け入れたところから宗教の研究は始まる

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P28
真野俊和 1

1944年生まれ。上越教育大学教授。

民俗学はコスモロジーだ。

AERA Mook 32『民族学がわかる。』(朝日新聞社,1997)P1
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初めに、音風景を音楽作品として聴く方法を学ぶことだ

サウンドスケープ論の起点を端的に物語っている。
レーモンド・マリー・シェーファー 1

1933年7月18日生まれ。カナダを代表する現代音楽の作曲家。

もしも、この風景がこの土地の白亜土とバルト海の水で描かれていたならば、
狐や狼を遠吠えさせることもできるのではなかろうか

C・D・フリードリヒ『海辺の僧侶』を解説して。
ハインリヒ・フォン・クライスト 2

1777年10月18日 - 1811年11月21日 ドイツの劇作家、ジャーナリス...

ふらんすへ行きたしと思へども、ふらんすはあまりに遠し

「旅上」の冒頭。
萩原朔太郎 20

日本の詩人。大正時代に近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称される。.....-ウィキペディア

人間はこの地上に詩人として住んでいる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P36

芸術は哲学のオルガン(道具)であり、ドキュメントである

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P36
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ドイツの哲学者

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山と谷を越え、迷いに迷いを重ねたのち荒野に出るが、
そこはまた広すぎて、いくばくもなく、また新たな迷路と山を求める

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P20
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア

建築史の勉強は、つねに読んでいるか、歩いているかに尽きる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P19
村松貞次郎 1

1924年6月30日 - 1997年8月29日 日本の建築史家。

一日に二時間勉強しつづければ学者になれる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P19
太田博太郎 1

1912年11月5日 - 2007年1月19日 日本の建築史家。

セリフがあって、そのセリフを体が裏切るから面白いんでしょう、芝居っていうものは。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P148
郡司正勝 1

1913年7月7日 - 1998年4月15日 北海道札幌市出身の歌舞伎研究家、演...

あなたの中に刷り込まれた価値観は、誰のものだったのか。
あなたは、その価値観の中で、あなた自身を抑圧してはいないか。
すでに世界の多くの人々が、自分たちを縛ってきた過去の価値観から解放されている。
一歩を踏み出せば、その解放はあなたのものになる。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P131
千野香織 1

1952年生まれ。学習院大学文学部教授。

音楽史というものは、
偉大な作曲家による偉大なる傑作の歴史か‥一般化した<様式>の歴史であった。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P97
長木誠司 3

1958年生まれ。音楽評論家。

なにを歴史的事実として認定するかによって、
歴史は幾とおりにも書き換えることができる。
唯一絶対的な歴史というものはあり得ない

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P97
長木誠司 3

1958年生まれ。音楽評論家。

普通の作曲家たちの作風や当時の社会的処遇を調べ上げることによって、
いかに大作曲家たちが彼らと異なり偉大であったかが逆照射されてくる

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P97
長木誠司 3

1958年生まれ。音楽評論家。

楽譜が読めなくても音楽学者になれるし、
楽譜が読めるだけでは音楽学者がつとまらない時代

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P93
渡辺裕 1

1953年生まれ。大阪大学助教授。

芸術作品はそれ自体が鑑賞の対象として光り輝くとともに、
その作品を生んだ社会と人間をのぞき見ることのできる偉大な窓であり、
メッセージを担った歴史の鑑なのである。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P57
小池寿子 1

1956年生まれ。文化女子大学助教授。

厳しい先生というのはえてして、
子供に楽器を弾くことの難しさばかりを教え込み、音楽をする喜びを殺してしまいやすい

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P57
原田幸一郎 1

1945年生まれ。桐朋学園大学教授。

音楽に正解はありません。自分にとって本当に素晴らしいかどうかが決め手です。
自分自身の歌を歌いましょう。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P55
田中信昭 2

1928年生まれ。東京混声合唱団チーフコンダクター。

より優れた音楽美に迫ろうとするなら、
当然のことながら優れた作品を演奏する以外にありません。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P55
田中信昭 2

1928年生まれ。東京混声合唱団チーフコンダクター。

「才能」は引き出すことは可能でも、教えることは出来ないのです。

AERA Mook 9『芸術学がわかる。』(朝日新聞社,1995)P51
木村俊光 2

1944年生まれ。声楽家。