真理
悪運が強くないと政治家は駄目。
運が七割。
(1896~1987) 日本の政治家。 自民党初代幹事長。 第56代総理大...
能力主義は大切だと誰もが口では言うが、実際はそうなっていない。
フランスの経済学者。クリシー出身。経済学博士。パリの高等師範学校の出身で、経済的...-ウィキペディア
どの国も、機会の平等や能力主義を実現しているという神話を持っているが、現実は違う。
フランスの経済学者。クリシー出身。経済学博士。パリの高等師範学校の出身で、経済的...-ウィキペディア
まれに見る異才は、国家が太平を楽しんでいる限り、
とかく粗末に扱われがちなものであったし、将来に渡って無視されることもあろう。
なぜなら、彼の才能であれば当然入るはずの名誉を、
太平の世に生きる民衆は嫉妬のあまり潰してしまうからだ。
しかも、こうした民衆と同程度の者たちだけでなく、
平凡よりは上の才能を具えているはずの者たちまでもが、出る杭を打ってしまう。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
部下を正直者にしておくためには、
彼のことをちゃんと見てやり、褒めてやり、裕福にしてやり、守護してやり、
そして名誉も苦労も彼と分かち合わなければならない。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
芸術は蓄積された労働に比例して評価が上がるものではありません。
弟さんは、ぼくらにいろいろ説明してくれました。
木彫とか、金彫とかいろいろありますけど、
そういう作品を突き詰めていくと、
結局何も彫らないのがいちばんいい、
ということになる、とおっしゃるんです。
金属彫刻の大家というのは、やっぱりすごいんだなと感じました。
芸術とは、ある意味で善悪を超えたところで咲く「花」である。
自分の時間をこま切れにされていたら、
人は何ものにもなることができません。
「面接などの主観的な判断」とか
「小論文で一字でもオーバーしたらダメ」とか
「習っていないはずの公式を使うのはルール違反」などという
腐敗した官僚主義のようなカルチャーも
一緒に葬らないといけないと思います。
百歩譲って、ペーパー一発勝負というスタイルが変えられないにしても、
数学でも物理でも、あるいは国語にしても社会にしても、
「答えの出ない難問」に向かわせて、
知的苦闘の痕跡で能力資質を判断するような問題は可能だと思うのです。
例えば「高校の教育課程を超えた部分で明らかな才能」を持っている人間が
全く評価されないというのもナンセンスな話です。
芥川賞級の純文学小説が書けても、
簿記・会計学・税制を理解してインターンさえやれば
公認会計士になれる実力があっても、
代替エネルギー開発のある分野で重要な発見をしていても、
入試では全く役に立ちません。
反対に、その大学に真剣に来る気のない、
「冷やかし受験」でも「受験テクニック」があればいくらでも合格が可能ですし、
入学後に非人道的なことをやってしまう種類の学生でも通ってしまうでしょう。
「その学生が、明らかにその大学に入学することで、
他の受験生の中で専門分野での研究や社会貢献に向かって
能力を開花させる潜在能力がある」
ということの
「その学生個人の資質、見識、意欲」などを見る部分が全くない入試というのは、
人材選抜の方法として実に非効率だと思うのです。
例えば、
採用に失敗したら最悪の場合業績の悪化に直面する民間企業が、
そんな「粗っぽい選抜」はやっていない
ということを考えれば明白だと思います。
日本の天皇制というのは、
アジアの極東地区の辺境国家に見られる「生き神様信仰」の一つなんです。
「生き神様信仰」は、チベット、ネパール、
東南アジア、オセアニアなどにも見られます。
実地上真の善とはただ一つあるのみである、即ち真の自己を知るというに尽きて居る。
真理は喝采では作れない。
是非は投票では決められない。
19世紀イギリス(大英帝国)の歴史家・評論家で、スコットランド出身。 スコット...-ウィキペディア
真理に年齢はない
フランスの彫刻家。19世紀を代表する彫刻家とされ、『近代彫刻の父』と称される。代...-ウィキペディア
身も蓋もないけど、人間の能力は生まれつきが一番デカイ。
小中学校で「個性を輝かせる」なんて言っているけど、
個性のない人間なんていないんだから、
そういうの教えなくたっていい。
立志伝中の人や、世界一の大金持ちを目指す偉人物語に、憧れない方がいいね。
結局、個性が大事だと言いながら、そういう既成の成功物語の枠にとらわれているんだ。
本質的に枠を外せばいいんだが、
そういうことを言うと、「秩序が乱れる」「国が滅びる」と言いたがる人がいる。
混沌が満ちる時には、
真のヴィルトゥ(virtu)をそなえた人物が活躍する。
とはいえ、太平の時にあっては、
財の豊かな者や家柄に支えられた者が、
世の春を謳歌することになるのが宿命である。
真に優れた人物は、平時には相応しい評価を与えられないのが普通なのである。
美徳、人格、器、力量、などと訳されるが、
訳者によってどう解釈するかは異なっている。
イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。 著書に『君主...-ウィキペディア
厄介なのは、自由とか平等を具体的にしようとなると、途端に難しくなってしまうこと。
だから最低限なにが言えるかを、生物学から考えようとしているわけだけど、
そうしたら現在行われているいろんな規制や思想は、
何ら確固としたものでもないことがわかる。
哲学とはやはり、自己の頭で、
人生とは何か、世界とは何かを考え、
それを体系化することである。
(1925~) 日本の哲学者。 国際日本文化研究センター初代所長。
いつの時代も思想や意見を人に広げるとき、
「これは普遍である」とか「正義だ」「絶対だ」と言う。
それに反するのは、「人間としてあるまじき行為だ」と言うのが一番楽なんだよ。
でも、じゃあ、その根拠はどこにあるか?となると、無いわけ。
道徳や倫理、国家観なんて百年と続かないでしょう?
北朝鮮も主体思想で50年はやって来れたけれど、まあ100年は続かないね。
日本もかつて、国家神道と天皇絶対を掲げてたけど、結局ダメになった。
アメリカだってこの先どうなるか。
戦後の日本の哲学者の多くは
自己の哲学を樹立しようという心は抱かず、
西洋哲学者の哲学をもっぱら研究した。
それは哲学研究者、あるいは哲学史家ではあっても、
ソクラテス的意味のひたすら真理を求める哲学者とはいえない。
(1925~) 日本の哲学者。 国際日本文化研究センター初代所長。
訳者によって、異才のところは、大器や大人物とも訳されている。
また、才能のところは、徳や力量とも訳されている。