名言・語録一覧
純粋に頭のいい人というのは
「知らない」「たぶんあなたの方が正しい」「私はxのことは良く理解していない」
というようなことを言える能力によって識別できる。
頭のいい人ほど、頭が良さそうに振る舞わなきゃいけないというプレッシャーを感じないものだ。
ポール・グレアム
53
米国のLispプログラマーでエッセイスト。『ANSI Common Lisp』や...-ウィキペディア
営業であれば、ノーという答を決して受け取ろうとしないような人だ。
ハッカーであれば、コードにバグが残った状態でベッドに行くくらいなら
朝の4時まででも起きているような人だ。
広報であれば、自分の携帯でニューヨークタイムズの記者に
売込みの電話をかけるような人だ。
グラフィックデザイナなら、何かがしかるべき位置から2ミリずれていると
肉体的苦痛を感じるような人だ。
私たちのところで働いていた人たちはみんな、自分の領域に関してそういう動物だった。
ポール・グレアム
53
米国のLispプログラマーでエッセイスト。『ANSI Common Lisp』や...-ウィキペディア
お互いに日本語をしゃべっているから意思の疎通ができている、というのは錯覚だ。
佐々木小次郎と宮本武蔵、勝海舟と西郷隆盛のように、日本人には瞬間的に心眼で相手を見抜く感性があった。
今の日本人はそれを置き去りにしてしまったのかもしれない。
今の日本人はそれを置き去りにしてしまったのかもしれない。
将棋の一手一手に嘘はない。
お互いに勝ちたいとか、いい将棋を指したいとか
そういう真剣な気持ちで選択し、一つ一つ決断している。
自分の力を百パーセント発揮し、本音で語っているのと同じである。
競争は低賃金の形を取るべきではありません。
低賃金競争は人々の生活水準の低下につながります。
輸出で経済のバランスを取ることはできません。
これまで起こってきたことは、
私たちは中国や他のアジア諸国と低賃金競争をしてきたということです。
しかし企業間の競争は低下しています。
なぜなら他の企業を買い取り、独占企業を作ることが可能になったからです。
それでCEOはますます豊かになり、
価格は上がり、腐敗は続き、貧困は悪化します。
雇用は賃金に依存するのではありません。
それは賃金と生産性の対立、どれだけ売り上げがあるかに依存するのであり、
それは消費者の需要に依存しています。
お金を借りやすくするために金利を下げることは生活水準を上昇させません。
それはより多くの負債を生み出します。
腐敗した政府は人々により多く支出させようとしますが、
より多くの賃金を払おうとはしません。
物を買うためにより多くのお金を借りてもらいたいのです。
政府の腐敗が貧困の原因です。
人間の知性は、政府に腐敗がなければいかなる問題も解決できます。
最低賃金を上げると失業が生まれるというのは迷信です。
この非合理なマントラは事実に裏付けられていません。
例えば1969年と今を比べてください。
今日の金額では、1969年のアメリカの最低賃金は時給9ドルでした。
今では6.55ドルです。
ですから、このドグマによれば、1969年の失業率は非常に高かったはずです。
しかし実際には、1969年の失業率はアメリカ史上最低の3.5%でした。
最低失業率は、最低賃金が最も高かった年に生じたのです。
商売は生産物を売らなければなりません。
最低賃金が下がれば、低所得層の賃金が下がります。
誰がこれらの生産物を買うのでしょうか。
言葉を換えれば、最低賃金を上げれば、
最低賃金に裏づけされた給料は上昇し、
物を売る相手ができ、労働者を解雇する必要もありません。
これは合理的であり歴史の裏付けがあります。
最も倫理的な経済政策が最も効果的で全ての者に恩恵をもたらすのは常識です。
理想的な経済は、経済的民主主義を要求します。
それは、大企業において被雇用者が持ち株の大部分を所有することです。
そのようなシステムにおいて、
賃金は生産性の上昇とともに上昇し、貧困は減るでしょう。
これは政府の財政赤字なしに完全雇用を維持するシステムです。
それはインフレと公務員の腐敗も除去します。
アメリカ経済がここまで悪化した理由の一つは、
1980年代初頭にレーガン政権が、グリーンスパン氏の援助により、
税負担を富裕層から貧困層に移転させたことです。
彼らは所得税を著しく下げ、その不足を埋めるために他の税金を上げました。
社会保障税、ガス税、小規模事業税などがその例です。
貧困層はあまりに多くの税を払ったので物を買えなくなりました。
企業は物が売れなくなり、GDPが減少し、貧困が増大しました。
ジョージ・ブッシュ氏も同じことをやり、
今では一般世帯の生活水準が下がっています。
経済は基本的に需要と供給です。
賃金が需要をもたらします。
生産性が供給をもたらします。
低賃金は需要の低下を意味します。
高すぎる生産性は供給過剰を意味します。
競争が激しくなると、生産者は競争力をつけるためにコストを下げたくなる。
コストを下げるために人件費、つまり労働者の賃金を低く抑えようとする。
労働者の賃金を低く抑えれば、結局消費は鈍化する。
消費活動が鈍化すると、経済が回らず不況になる。
現在の世界では、ごく少数の資産家に富が偏り、
その偏った富が世界の金融経済を動かしている。
富の集中しているごく少数の資産家たちは、
自分たちが大量に貯めた金を使おうとせずに、
より金持ちになろうとするがためにひたすら貯蓄に励み、消費活動をあまり行わない。
その一方で貧しい人たちはもともとお金がないため、
消費活動を活発に行うことが出来ない。
消費活動が鈍化すれば、いくら供給を喚起しても無駄なのである。
一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。
新しい道も開けてくるだろう。
「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。
自分の得意な形に持っていくと楽だし、私にも楽をしたい気持ちはある。
しかし、それを続けてばかりいると飽きがきて、世界が狭くなってしまう。
しかし、それを続けてばかりいると飽きがきて、世界が狭くなってしまう。
最先端で争っていると、そこを避けることは、逃げることでもある。
勝負を逃げてしまうと、気持ち的にも逃げることになってしまう。
そして、段々と消極的な作戦しか選べなくなってしまう。
そして、段々と消極的な作戦しか選べなくなってしまう。
プロの世界では、これが「よし」という結論が出たら、その形は二度と実戦に現れない。
最後の詰めまで研究し尽くされてしまう。
昔勉強したことが役立たないことに虚しさをおぼえることもある。
それがまったくのムダであったかというと、自分ではムダだったとは思っていない。
確かに、今の人なら、私が学んだ三年分、五年分の知識も一冊の本を読めば一気に詰め込むことができる。
だが、私自身は、それを理解していく過程で、こうすれば早く修得できる、こうしたほうが理解が深まるという方法論を得ることができた。
だが、私自身は、それを理解していく過程で、こうすれば早く修得できる、こうしたほうが理解が深まるという方法論を得ることができた。
文献に書いてあることはすでに常識である。問題はそのあとだ。
その先を目指すには、自分で手を動かすことが知識に血肉を通わせることになる。
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには
「選ぶ」より「いかに捨てるか」のほうが重要なのである。
情報をいくら分類、整理しても、どこが問題かをしっかりとらえないと正しく分析できない。
何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。
情報を処理、判断して、いかに新しいアイデアを出せるかが勝負になっている。
情報が平等に手に入るようになったのは、一つの進歩である。
年間二千局ほどの棋譜がインターネットで、全てパソコンで検索できるようになっている。
人生は食事をして眠るだけのくり返しではない。
「こういうことができた」「こういうことを考えた」という部分がある。
何かに打ち込んでいる人には、そういう発見があると思っている。
人生の中で目指しているものがはっきりしている人は
いくつになってもエネルギーがある。
エネルギーが枯渇してしまうと、やる気はふくらまないし、持続しない。