名言・語録一覧
集中力の基盤になるのは根気であり、その根気を支えるためには
体力が必要だと思っている。
体力がないと苛立ちに負けて、考える力はまだ残っているのに、結論を急ぎたがり、最後まで集中して頑張り切れない。
私は、対局が終わったら、その日のうちに勝因、敗因の結論を出す。
そして、翌日には真っ白な状態でいたいと思っている。
勝つことが目的だが、勝とうとするのはある意味で、欲である。
その欲が考えを鈍くしたり、度胸を鈍くする。
何事にも「負けるのは絶対に嫌だ」というのは勝負師の本性なのかもしれない。
プロの棋士の中には、将棋以外のことにも闘争心をむきだしにする人が多いようだ。
勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ。
損を一気に取り戻そうとすると、うまくいかないことが多い。
徐々に差を詰めることが大切である。
差が開いてから相手に詰め寄られたとき
最初のリードの残像を残しているのはいけない。
形勢はまだ自分に有利なのに、追い詰められたと焦って思わぬミスをし、逆転を許すことになりかねない。
私が置かれている状況は、対戦する相手は常に強い人か、予選を勝ち抜いてきた好調な人
つまり好調の波に乗った人との対戦が多い。
相手はやる気も、波も常に最高。
そういう勢いのある人と対戦していると、そのときは大変でも、それをきっかけに
自分の調子が上向きになったりするのだ。
恵まれているなと思っている。
調子の良い状態を維持するために何か特別なことをしようという気持ちがない。
自然の流れに身を任せている。
プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。
器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ。
意識的にそう言い聞かせている
人間は、いつも完璧でいることは不可能だ。
「仕方がない」と諦めるしかない。
「これから先はなければいいな」と、今は思っている。
そう考えるしかないのだ。
「これから先はなければいいな」と、今は思っている。
そう考えるしかないのだ。
私の最大のミスは、一手詰めをうっかり見落としたことだ。
2001年9月のことである。
普段なら読むのに一秒もかからない。それがわからなかった。
時に、魔が差すことがある。
普段なら読むのに一秒もかからない。それがわからなかった。
時に、魔が差すことがある。
ミスには面白い法則がある。
たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。
ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。
そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。
いろいろ経験を積んできたし、訓練もしてきたが
どんなに訓練を積んでいても、ミスは避けられないという実感を抱いている。
人間は、ミスをするものだ。
後悔してもいいけど、
明日に期待してみろよな
後ろばっかり見ずに前見て下さい
石田
2
賭博黙示録カイジの登場人物。鉄骨渡りで脱落。
将棋だけの世界に入っていると、そこは狂気の世界なのだ。
ギリギリまで自分を追い詰めて、どんどん高い世界へ登りつめていけばいくほど
心がついていかなくて、いわゆる狂気の世界に近づいてしまう。
一度そういう世界に行ってしまったらもう戻ってくることはできないと思う。
入り口はあるけど出口はないのだ。
入り口は見えるけれど、一応、入らないでおこうと思っている。
入り口はあるけど出口はないのだ。
入り口は見えるけれど、一応、入らないでおこうと思っている。
生活の中でぼんやりすることは大切だ。
いかに切り離すかが大事なのだ。
将棋はいつでも、どこでも考えられる。
頭が煮詰まってしまう。
頭が煮詰まってしまう。
頭の中に空いたスペースがないと集中できない。
対局場に向かうために移動するとき、基本的になにも考えずに
窓の外の風景を見たり、将棋に関係ない本を読む。
一日でも二日でも頭の中を空っぽにしておいたほうがいいようだ。
テレビでサッカーの試合を観ていると、解説者が
「ここで集中!」「集中力を切らすな」
と叫んだりしているが、私は、集中力はそんなに簡単にギアチェンジできるとは思えない。
流れが自分のほうになかったりすると「どうしたらいいだろう」と思い悩んだり、前にしたミスをひきずって「ここで集中」という場面を乗り切れないこともあるだろう。
かけ声だけで深く集中できるものではない。
かけ声だけで深く集中できるものではない。
ここ1番の時は集中力全然上がる。 - 銘無き石碑
でも多分、羽生の言ってる集中力と種類が違う。 - 銘無き石碑
何かに興味を持ち、それを好きになって打ち込むことは
集中力だけでなく、思考力や創造力を養うことにもつながる
逆に、興味のないことには集中できない
私は、集中力だけとり出して養うのは難しいと思う。
「集中しろ!」といって出てくるものではない。
子どもは、好きなことなら時間がたつのも忘れてやり続けることができる。
本当に夢中になったら黙っていても集中するのだ。
本当に夢中になったら黙っていても集中するのだ。
これ以上集中すると「もう元に戻れなくなってしまうのでは」と、ゾッとする恐怖感に襲われることもある。
私が深く集中するときは、スキンダイビングで海に深く潜っていく感覚と似ている
潜るときはゆっくりと、水圧に体を慣らしながら潜るように、集中力もだんだんと深めていかなければならない。
そのステップを省略すると、深い集中の域に達することはできない。
そのステップを省略すると、深い集中の域に達することはできない。
以前はすべての戦形について、すべてを理解していたいという気持ちがあったが
今は、あまりにも拡散が進んでしまっているので難しい。
そういう時代になったのかな、と感じている。
積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にする
いつも自分に言い聞かせている