調子
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私が置かれている状況は、対戦する相手は常に強い人か、予選を勝ち抜いてきた好調な人
つまり好調の波に乗った人との対戦が多い。
相手はやる気も、波も常に最高。
そういう勢いのある人と対戦していると、そのときは大変でも、それをきっかけに
自分の調子が上向きになったりするのだ。
恵まれているなと思っている。
調子の良い状態を維持するために何か特別なことをしようという気持ちがない。
自然の流れに身を任せている。
人間は調子のいいときは、自分のことしか考えないものだ。
自分に不運がまわってきて、人にも世間にも捨てられ、
その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、
見るもの聞くものが身にしみるようになる。
「山本周五郎全集」より
調子が悪くなったときも、
絶対に前の感覚を思い出そうとするのは
嫌なんです。
そう思った時点で、それは後戻りですから
「僕のメジャー日記」より