追い込み
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将棋だけの世界に入っていると、そこは狂気の世界なのだ。
ギリギリまで自分を追い詰めて、どんどん高い世界へ登りつめていけばいくほど
心がついていかなくて、いわゆる狂気の世界に近づいてしまう。
1千回と1千1回とでは天と地の隔たりがあった。
まさに最後の1回は全身全霊の限界力を振り絞った一発。
その前の1千回はこの1回のためのお膳立てに過ぎない。
最後の一発はその前の1千回に勝るとも劣らない価値がある。
ぶっ潰れたときが終わりの合図だった
入り口はあるけど出口はないのだ。
入り口は見えるけれど、一応、入らないでおこうと思っている。