名言・語録一覧

「第50章 肉体讃歌」

どんなに誉めようと、それが肉体についてならば心配なことはないのよ。
なんて暖かい人柄の男、なんて言い出したら心配だけど

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)386p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第49章 あなたはパトロンになれますか?」

文化というものは、なんとなくぼんやりしたところに、
すばらしいものが創り出される余地がかくれているのである。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)382p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第49章 あなたはパトロンになれますか?」

文化は個人が創り出す、と私はかたく信じている。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)380p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第49章 あなたはパトロンになれますか?」

どのように使われるかを心配するようでは、与えることにはならないのである。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)379p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第48章 外国人と上手くケンカする法、教えます」
食物ではなにが好きか?

人間さ。人を喰うのが好きなんでね

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)375p
吉田茂 4

1878年(明治11年)9月22日 - 1967年(昭和42年)10月20日 日...

「第48章 外国人と上手くケンカする法、教えます」

だが、しかし、と言って後、ケンカははじまるのである。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)373p
塩野七生 701

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「第47章 外国語を話すこと、など」

道具とは、同じ道具さえ得られれば、結果を決めるのは、その使い方でしかない

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)367p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第47章 外国語を話すこと、など」

外国語を話せることを自慢するような人は、救いようもないバカである。
だが、外国語を話せることを軽蔑する人もまた、同じくらいバカである。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)362p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「自殺の復権について」
おそらくシェンキェヴィッチ『クォヴァディス』(amazon.co.jp)からのエピソードより

あなたの言うことは、おそらく、正しいことなのでしょう。
しかし、わたしのことならば、放っておいてください。なぜならば、
わたしは、必要あると思ったときは、自ら毒杯をあおることができますから

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)358p
ペトロニウス 2

ローマの貴族。ソフィスティケートな教養人。

「第44章 成功する男について」

成功する者の条件のうちでも欠くことのできない一つは、
どれだけの人を周囲に集められるか、ではないだろうか。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)343p
塩野七生 701

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「第44章 成功する男について」
黒澤明『羅生門』(ja.wikipedia.org)終盤の台詞
「真実とは、所詮、その人が真実と思いたいものにすぎないのではないか」を応用して
類似名言 ユリウス・カエサル 人間なら‥(sekihi.net)

人生の暗黒面にばかり眼がいく人は、
人生というものを暗く思いたいからにすぎない、と言えないであろうか。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)340p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

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「第44章 成功する男について」

灯には、常に虫が群れるものである。
灯の近くでは死んじゃう宿命しかないと知っていながら、なお群れつづけるのだから、
明るさとは、抗しがたい魅力であるのかもしれない。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)339p
塩野七生 701

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「第43章 男が上手に年をとるために」

手軽は、上手に年をとるには、あらゆることの敵である。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)336p
塩野七生 701

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「第43章 男が上手に年をとるために」

優しい若者を、私は若者だと思わない。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)334p
塩野七生 701

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「第43章 男が上手に年をとるために」

不倫とか愛人関係とか、
昨今バーゲン・セールもよいところという感じでウンヌンされているようなものは、
私にはまったく興味がない。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)333p
塩野七生 701

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「第43章 男が上手に年をとるために」
抜粋

戦術一。まず、自分の年齢を、いつも頭の中に刻みこんでおくこと。
戦術二。そして、自分の年齢と、共存共栄の方法を考え、実行する。
戦術三。強いて、若つくりをしないこと。
戦術四。居直ること。つまり、自然体であること。
戦術五。一ヶ所、どこかに派手な色を使うこと。
戦術六。恋をすること。
戦術七。優しくあること。
戦術八。清潔であること。
戦術九。疲労を見せるのを、恐れないこと。
戦術十。夜の営みは、九十歳になっても可能だと思うこと。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)330~336p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア


    売れ残りの独り身は、認知症にも気を配るべし。 - 銘無き石碑
「第42章 働きバチなる概念について」

ときにはケンカしたっていいのだ。ただし、ケンカは巧みにする必要はある。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)327p
塩野七生 701

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「第41章 男と女の関係」
イタリアの女友達(あらゆる意味で独立したキャリア・ウーマン)

花園は、蜂がとんでいなくては花園ではないのよ

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)321p
塩野七生 701

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「第40章 セクシーでない男についての考察」

なにかを怖れる気持ちがなければ、
いかに自信のある男でも、精巧なコンピュータつきのロボットでしかない。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)311p
塩野七生 701

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「第39章 スタイルの有無について」

男であろうと女であろうと、
だれもがファースト・ネームで呼び合う社会を私は信用しない。
そういうなれなれしい人間に限って、暗い廊下で人を撃ったりする

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)302p
塩野七生 701

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「第39章 スタイルの有無について」
関連名言 タキ だれも知ら‥(sekihi.net)

スタイルとは、見せかけの反対である。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)302p
塩野七生 701

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「頑張った」って、限界超えてなきゃいえないでしょ。

密岡稜大 1

静岡県出身。PIC委員長。

「第39章 スタイルの有無について」
タキ『ハイ・ライフ』(amazon.co.jp)「スタイルとはなにか」より

だれも知らない。が、見ればそれとわかるのがスタイルだ

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)300p
タキ 1

大富豪の家に生まれ、若いころから欧米の社交界に精通している異色のコラムニスト

「第38章 仕事は生きがい、子供は命、男は?」

生まれてくる前に母親を選べるとすれば、多くの子は専業主婦の母親を選ぶにちがいない

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)297p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第38章 仕事は生きがい、子供は命、男は?」

なにもかも事情に通じている者の忠告や助言は、ほんとうのところは実に有効なのだが、
それが有効であるだけになお、与えられる側は悲鳴をあげるにきまっている。
嘘だと思ったら、一度試してみたらよい。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)294p
塩野七生 701

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