言語

この世に生を受けた人間は、まず言語を扱う。 これは当然のことであり、生まれる前からその中にいる。

1957年に行われたインタビューより
ジャック・ラカン 4

フランスの哲学者、精神科医、精神分析家。 フランスの構造主義、ポスト構造主義思...-ウィキペディア

Language disguises thought.

言語は思念の仮装なのだ。

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 17

オーストリアのウィーンに生まれ主にイギリスのケンブリッジ大学で活躍した哲学者であ...-ウィキペディア

Tears are the silent language of grief.

涙は物言わぬ悲しみの言語だ。

ヴォルテール 71

フランスの哲学者であり、作家、文学者、歴史家である。歴史的には、イギリスの哲学者...-ウィキペディア

Ce qui n'est pas clair n'est pas français.
明晰ならざるものフランス語にあらず

アントワーヌ・リヴァロル 1

1753年~1801年 18世紀フランスの言語学者・批評家。

人は文なり、言葉なり

AERA Mook 43『精神分析学がわかる。』(朝日新聞社,1998)P13
妙木浩之 3

佐賀医科大学教授。

言葉の経済学のようなものが、コミュニケーションにはあると考えています。
つまり言葉は場面によっては投資にも、蕩尽にも、あるいは単なる消費にもなるのです。

AERA Mook 43『精神分析学がわかる。』(朝日新聞社,1998)P10
妙木浩之 3

佐賀医科大学教授。

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文字というものは、知識を強固にするには十分ではなかったにせよ、
支配を確立するためには不可欠だったのであろう

『悲しき熱帯』(川田順造訳、中央公論社、1977年)
クロード・レヴィ=ストロース 1

1908年11月28日 - 2009年10月30日 フランスの社会人類学者、思想...

肉体は滅んでも文字は残る。

AERA Mook 17『ファッション学のみかた。』(朝日新聞社,1996)P22
松枝到 2

1953年生まれ。和光大学人間関係学部人間関係学科教授。

言葉の幹と根は、沈黙である。

吉本隆明 78

日本の詩人、評論家。東京工業大学電気化学科卒業。学位は学士。東京工業大学世界文明...-ウィキペディア

文は人を切る。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P77
枝川公一 1

1940年生まれ。エッセイスト、ノンフィクション作家。

詩人はタイプライターに向かって考える

T・S・エリオット 3

イギリスの詩人、劇作家で文芸批評家である。代表作には、5部からなる長詩『荒地』(...-ウィキペディア

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文章に実用的と芸術的との区別なし

谷崎潤一郎『文章読本』(中公文庫,1934)
谷崎潤一郎 1

日本の小説家。明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除...-ウィキペディア

書くことは意識的に整理することで、それに気づかない、
つまり意識していないことのほうにこそ問題がある。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P83
村田喜代子 1

1945年生まれ。作家。

ものと書く世界にプロもアマもない。あるのは「いい原稿」だけです。
そしてそれは技術ではなく、書き手の視点鋭さや深さなのです。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P83
久田恵 1

1947年10月7日生まれ。日本のノンフィクション作家。

童話を書く心がけ

童話を書くんじゃなくて、自分のこころに浮かんでくることを書けばいい。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P30
角野栄子 2

1935年1月1日生まれ。童話作家、絵本作家、ノンフィクション作家、エッセイスト...

童話を書く心がけ

日常的なことから心が自由になるように。
そして「これから私は童話を書くんだ」と思わない、そして「だれにも見せない」と思うこと

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P30
角野栄子 2

1935年1月1日生まれ。童話作家、絵本作家、ノンフィクション作家、エッセイスト...

作品をよいものに仕上げるコツは、心配りに要約される。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P24
木村治美 1

1932年生まれ。共立女子大学教授。

人間にとって「書く」ということは、
ちょうど生理が呼吸しているのとおなじような精神の代謝であって、
それはみずからを「表現」する手段のひとつであるにすぎない。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P6
加藤秀俊 1

1930年生まれ。社会学博士。

日本語文章は風景だ。

AERA Mook 85『日本語文章がわかる。』(朝日新聞社,2002)P1

ことばは土の中から生まれた。
ことばを知らなければ土と人間の関係はわからない

女は(そして男も)ことばによって作られる

AERA Mook 30『日本語学のみかた。』(朝日新聞社,1997)P34
中村桃子 1

1981年上智大学大学院-外国語研究科修了。関東学院大学助教授。

日本語学はカクテルだ

AERA Mook 30『日本語学のみかた。』(朝日新聞社,1997)P1
第2章◆ グローバリゼーション

冷戦というのは英語が勝利した戦いだったと言える

船橋洋一『痛快!国際政治学』(集英社インターナショナル,2002)P35
「第47章 外国語を話すこと、など」

外国語を話せることを自慢するような人は、救いようもないバカである。
だが、外国語を話せることを軽蔑する人もまた、同じくらいバカである。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)362p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

「第一部 フィレンツェで考える」

言語には、他者への伝達の手段としてだけではなく、
言語を使って表現していく過程で自然に生れる、
自分自身の思考を明快にするという働きもある。

塩野七生 『ルネサンスとは何であったのか』(新潮文庫,2008)77p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア