ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 17
1889年4月26日 - 1951年4月29日
オーストリアのウィーンに生まれ主にイギリスのケンブリッジ大学で活躍した哲学者である。後の言語哲学、分析哲学に強い影響を与えた。
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梯子を登り終えたら、その梯子を投げ捨ててもらわねばならない。
「語る」のではなく「示せ」
語りえぬことについては、沈黙しなければならない
『論理哲学論考』
言えることははっきり言えるものだ。はっきり言えないことは、沈黙していればいい
良心とは認識の生が保証する幸福のことだ。
認識の生とは、世の中の苦しみにもかかわらず幸福であるような生のことだ。
世の中の楽しみを断念しうる生のみが幸福なのだ。
世の中の楽しみは、この生にとって、たかだか運命の恵みにすぎない
善悪は、主体によってはじめて成立する。そして、主体は世界に属さない。
それは世界の限界なのである
『論理哲学論考』
世界の中で世界について他人が私に語ったことは、
私の世界経験のとるにたりない付随的な一部にすぎない。
私が世界を判定し、ものごとを測定しなければならない。
『論理哲学論考』
太陽が明日も昇るであろうとは一つの仮定である。
すなわち、太陽が将来も昇るかどうか、われわれは知らない
すべての事実は、課題のためにある。
解決のためにあるのではない。
論理学においては、過程と結果は等値である。
何かが一般的であるということは、
たまたまあらゆる事物に妥当するというだけのことである。
Philosophy is not a body of doctrine but an activity.
哲学とは教義の塊りではなく、活動なのだ。
Don't think, but look!
考えてはならぬ、見るのだ!
目の前の現実と対峙するためには、先入観や偏見に囚われてはならない。
Language disguises thought.
言語は思念の仮装なのだ。
Hell isn't other people. Hell is yourself.
地獄とは他者のことではない。それは君自身なのだ。
現実から逃げず、自分自身の内にある「闇」と向き合う覚悟が無ければならない。