箇条

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八正道:無明を消滅させるための方法

一、正見(正しく見る)
二、正思(正しい考え)
三、正語(正しい言葉)
四、正業(正しい行ない)
五、正命(正しい生活)
六、正精進(正しい努力)
七、正念(正しい気づかい)
八、正定(正しい精神統一)

瀬戸内寂聴『痛快!寂聴仏教塾』(集英インターナショナル,2000)P66
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

【組織の暴走】の4段階
①慣性の法則
成功体験や埋没・前例主義
例)馬力や排気量拡大にこだわったアメリカ自動車業界
②手段の目的化
目的を達成する手段そのものが目的になる
例)採算を度外視して道路を造りつづける道路公団
③逆機能
本来の目的とは正反対の目的を追求する
例)戦争の火種を作る軍隊
患者を薬漬けにする衣料機関
④自己遂行能力の喪失
組織本来の能力を失い、外部に仕事を委託するようになる
例)帝政末期のローマ
下請けだのみの核燃料工場

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P100

星野さんがその大きな人生を切り拓くことができた決定的な条件は、四つあると思う。
一つは、「できたらいいな」「行けたらいいな」と願ったり憧れたりする対象が、
「北極圏の自然」「アラスカ」という具体的なものであり、
その童心のような夢を高校生になっても大学生になっても抱き続けたことである。
二つめの条件は、感性や想像力が豊かだったことである。
三つめの条件は、勇気を持って行動を起こす人だったということである。
四つめの条件は、
行動中であっても撮影中であっても、考える習慣を持っていたということである。
※いのちや人生や、大自然について深く考えるという心の習慣が、
二つめにあげた感性の豊かさと結びついて、
写真を撮るときの瞬間的な判断と動作に投影されるのだと、私は考えている。

星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)33p,37p
柳田邦夫 4

1936年6月9日生まれ。ノンフィクション作家、評論家。

「第43章 男が上手に年をとるために」
抜粋

戦術一。まず、自分の年齢を、いつも頭の中に刻みこんでおくこと。
戦術二。そして、自分の年齢と、共存共栄の方法を考え、実行する。
戦術三。強いて、若つくりをしないこと。
戦術四。居直ること。つまり、自然体であること。
戦術五。一ヶ所、どこかに派手な色を使うこと。
戦術六。恋をすること。
戦術七。優しくあること。
戦術八。清潔であること。
戦術九。疲労を見せるのを、恐れないこと。
戦術十。夜の営みは、九十歳になっても可能だと思うこと。

塩野七生 『男たちへ』(文春文庫,1993)330~336p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア


    売れ残りの独り身は、認知症にも気を配るべし。 - 銘無き石碑