ロバート・ミンツァー
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可能性の芽を発見する
いくらお金があっても、地位が高くなっても、
心に誇りのない人間は、つまらない人です。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)6p
可能性の芽を発見する
誰でもいい、自分のまわりの誰か一人を幸福にする人間になってください。
あんたにはそれができます。きっと、できます。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)6p
可能性の芽を発見する
あなたたちこそ、この世の宝物なのです。
自分がどんな大切な重い役目を持っているかということに目覚めてください。
あなたがこの世に産み出されたのは、そういう大切な役目を果たすためなのです。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)4p
可能性の芽を発見する
日本の国の未来も、世界の未来も、
すべてあなたたち少年や少女の肩にかかっています。
あなたたちの若い体と清らかな精神が、
国や世界の未来を背負い、新しい時代を切り開いて行くのです。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)4p
2000年10月24日 産経新聞主催「第20回かがやき未来熟」京都市下京区の市立洛央小学校(2000年11月8日付、産経新聞に掲載)
やさしいということが、人間の一番すばらしいことです。
他人を思いやるということは、想像力があるということ。それが愛です。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)12p
2000年10月24日 産経新聞主催「第20回かがやき未来熟」京都市下京区の市立洛央小学校(2000年11月8日付、産経新聞に掲載)
人間は一人ひとり違って当り前。
瀬戸内寂聴 R・ミンツァー訳 100%ORANGE絵『未来はあなたの中に』(朝日出版社,2003)10p
星野直子
夫には若い人へ伝えたい二つのメッセージがありました。
夫には若い人へ伝えたい二つのメッセージがありました。
一つは、
なるべく早い時期に、人間の一生がいかに短いものかを感じとってほしいということ。
もう一つは、好きなことに出合ったら、それを大切にしてほしい
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)49p
星野道夫
5
1952年9月27日 - 1996年8月8日 写真家。千葉県市川市出身。
最後の氷河期に覆われる以前、ここは森だったのだろう。一万年以上も前のことだ。
その森はやがて氷河に埋まり、再び氷河が退いてゆく中で姿を現わしたのだ。
その幹に手を触れると、
はるか昔、洪積世の氷河の足音が聞こえてくるような気がした。
思いが過去の時間に延びてゆくのは、この土地に生きてきた人々の歴史だけでなく、
無機質な地球の営みさえも同じだった。
やはり、綿々とつながり、今、自分がこの土地に立っている、
そしてその今さえも、ゆっくりと動き続けている。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)39p
星野道夫
5
1952年9月27日 - 1996年8月8日 写真家。千葉県市川市出身。
すぐれた写真であれば、一枚の絵画と同じように、
写真そのものが語る衝撃性や怒りやユーモアなどが生きいきと伝わってくる。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)36p
柳田邦夫
4
1936年6月9日生まれ。ノンフィクション作家、評論家。
十代の若いときに、思い切ったチャレンジを経験することは、
その人の生涯を通じての生き方にまで影響を与えるほど重要な意味を持つ。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)35p
柳田邦夫
4
1936年6月9日生まれ。ノンフィクション作家、評論家。
星野さんがその大きな人生を切り拓くことができた決定的な条件は、四つあると思う。
一つは、「できたらいいな」「行けたらいいな」と願ったり憧れたりする対象が、
「北極圏の自然」「アラスカ」という具体的なものであり、
その童心のような夢を高校生になっても大学生になっても抱き続けたことである。
二つめの条件は、感性や想像力が豊かだったことである。
三つめの条件は、勇気を持って行動を起こす人だったということである。
四つめの条件は、
行動中であっても撮影中であっても、考える習慣を持っていたということである。
※いのちや人生や、大自然について深く考えるという心の習慣が、
二つめにあげた感性の豊かさと結びついて、
写真を撮るときの瞬間的な判断と動作に投影されるのだと、私は考えている。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)33p,37p
柳田邦夫
4
1936年6月9日生まれ。ノンフィクション作家、評論家。
星野さんは、
写真家であって、ただの写真家ではない。
エッセイストであって、ただのエッセイストではない。
探索家であって、ただの探索家ではない。
思索者であって、ただの思索者ではない。
それらをすべて兼ねそなえた行動する文明評論家とでも言おうか。
スケールが大きいのである。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)33p
柳田邦夫
4
1936年6月9日生まれ。ノンフィクション作家、評論家。
僕らの人生というのはやはり限られた時間しかない。
本当に好きなことを思いきりするというのは、すごく素晴らしいことだと思います。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)32p
星野道夫
5
1952年9月27日 - 1996年8月8日 写真家。千葉県市川市出身。
やはりクマも人間が怖いんです。クマも人間なんて襲いたくないんですね。
ところが山の中でばったり出合ったり、僕のように至近距離で出くわしたりすると、クマは恐怖のあまり二つのうちどちらかの行動を取る。
ところが山の中でばったり出合ったり、僕のように至近距離で出くわしたりすると、クマは恐怖のあまり二つのうちどちらかの行動を取る。
怖くて逃げるか、怖くて襲うか、どちらかです。
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)14p
星野道夫
5
1952年9月27日 - 1996年8月8日 写真家。千葉県市川市出身。
本当にやりたいと強く思うことはときとして勇気を生む
星野道夫 訳/ロバート・A・ミンツァー『未来への地図 新しい一歩を踏み出すあなたに』(朝日出版社,2005)7p
星野道夫
5
1952年9月27日 - 1996年8月8日 写真家。千葉県市川市出身。
「洪庵のたいまつ」
医者がこの世で生活しているのは、人のためであって自分のためではない。
決して有名になろうと思うな。また利益を追おうとするな。
ただただ自分をすてよ。そして人を救うことだけを考えよ。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)38p
「洪庵のたいまつ」
人間は、人なみでない部分をもつということは、すばらしいことなのである。
そのことが、ものを考えるばねになる。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)26p
「洪庵のたいまつ」
世のためにつくした人の一生ほど、美しいものはない。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)22p
「21世紀に生きる君たちへ」
君たち。
君たちはつねに晴れあがった空のように、たかだかとした心を持たねばならない。
同時に、ずっしりとたくましい足どりで、大地をふみしめつつ歩かねばならない。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)18p
「21世紀に生きる君たちへ」
君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。
――自分に厳しく、相手にはやさしく。
という自己を。
そして、すなおでかしこい自己を。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)12p
「21世紀に生きる君たちへ」
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、
私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)4p
「21世紀に生きる君たちへ」
前名言 司馬遼太郎 私は‥(sekihi.net)
前名言 司馬遼太郎 私は‥(sekihi.net)
歴史とはなんでしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。
かつて存在した何億という人生がとこにつめこまれている世界なのです。」
と、答えることにしている。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)4p
「21世紀に生きる君たちへ」
後名言 司馬遼太郎 歴史とは‥(sekihi.net)
後名言 司馬遼太郎 歴史とは‥(sekihi.net)
私は、歴史小説を書いてきた。
もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)4p
「人間の荘厳さ」
人間は、鎖の一環ですね。はるかな過去から未来にのびてゆく鎖の。
司馬遼太郎『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(朝日出版社,1999)2p