第2章◆経営はリアリズムだ!

現代は組織の時代である

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P34
第2章◆経営はリアリズムだ!

「よい経営者」とは、要するに「他人に任せることができる人」のことだ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P34

仕事とは、要する自分よりすぐれた人たちを集めて、その才能を生かすことだ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P34

経営者は英雄でも、天才でもある必要はない。
みずからを凡夫、素人だと考えることができ、
周囲にいるエキスパートの意見に耳を傾けることができる人こそが、本当の経営者である

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P34
第2章◆経営はリアリズムだ!

「自分は技術のことはよく知っているけれども、他のことに関しては素人である」
と、素直に認めることができたか否かの差です。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P39
第2章◆経営はリアリズムだ!

いまだかつて民主主義的経営が成功した例はない

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P42
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第3章◆完全競争の光と影

神の見えざる手は 市場に限らず‥‥‥‥‥‥国家のウソも暴く

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P42
第3章◆完全競争の光と影

企業にとっての最大の財産はシェアである

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P57
第3章◆完全競争の光と影

勝者の影には敗者の群が隠されている

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P59
第4章◆敵は内部にあり――「組織論理」を解剖する

ふざけんじゃねえーーっ!!
てめえみてえに親の財産しょって生まれて来たやろうによォ
京子を渡してわまるかぁーーーっ!!

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P69
第4章◆敵は内部にあり――「組織論理」を解剖する
アサヒビールのメーンバンクである住友銀行から来た樋口廣太郎が社長になったとき、社員がことあるたびに言う最も困った言葉

前例がありません

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P79
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第5章◆リーダーの終わりなき戦い

どけチンピラーーー!! 俺の道の前に立つなあっ!!

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P89
第5章◆リーダーの終わりなき戦い
(kotobank.jp)

羹に懲りて、鱠を吹く

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P90
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織の暴走を防ぎたければ、なるべく組織の力を弱くしろ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P90
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織の力の前には、アメリカ民主主義でさえ敵ではない。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P96
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

軍人たちにとって、戦争とは手柄を上げて出世するチャンスです。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P97
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

【組織の暴走】の4段階
①慣性の法則
成功体験や埋没・前例主義
例)馬力や排気量拡大にこだわったアメリカ自動車業界
②手段の目的化
目的を達成する手段そのものが目的になる
例)採算を度外視して道路を造りつづける道路公団
③逆機能
本来の目的とは正反対の目的を追求する
例)戦争の火種を作る軍隊
患者を薬漬けにする衣料機関
④自己遂行能力の喪失
組織本来の能力を失い、外部に仕事を委託するようになる
例)帝政末期のローマ
下請けだのみの核燃料工場

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P100
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織論理こそ株主の大敵です。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P102
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

各セクションの都合や、組織の都合などに振り回されず、
自分たちが置かれている環境を冷静に、
リアルに観察したうえで経営方針を決定できることがリーダーに求められている

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

古今東西のいかなる組織においても、それが隆盛をきわめたときには、
そこにかならずすぐれたリーダーがいるものです。
そして、逆に、
組織が暴走し、腐敗したときに、そこに強力なリーダーがいたためしはありません。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

よきリーダーあるところに強い組織あり、強い組織あるところによきリーダーあり

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

すぐれたリーダーを得れば、
その組織はさらに発展することもできるし、組織暴走の危険もきわめて低くなる。
逆に、無能なるリーダーを持った組織は衰退していくか、暴走するしかありません。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

よきリーダーとはけっして組織論理の代弁者にならない人物のことである

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

強く健全な組織を作りたければ、よきリーダーを捜してくるしかない

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織というモンスターは、
自分の“天敵”である強いリーダーの出現を未然に防ごうとするものだ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P105