組織

第5章◆リーダーの終わりなき戦い

兵士たちは戦場でみずからの命を賭けて働くのですから、
運が悪い将軍よりも、運のいい将軍と働きたいと思うものです。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P105
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織というモンスターは、
自分の“天敵”である強いリーダーの出現を未然に防ごうとするものだ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P105
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

強く健全な組織を作りたければ、よきリーダーを捜してくるしかない

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

よきリーダーとはけっして組織論理の代弁者にならない人物のことである

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

すぐれたリーダーを得れば、
その組織はさらに発展することもできるし、組織暴走の危険もきわめて低くなる。
逆に、無能なるリーダーを持った組織は衰退していくか、暴走するしかありません。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

よきリーダーあるところに強い組織あり、強い組織あるところによきリーダーあり

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
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第5章◆リーダーの終わりなき戦い

古今東西のいかなる組織においても、それが隆盛をきわめたときには、
そこにかならずすぐれたリーダーがいるものです。
そして、逆に、
組織が暴走し、腐敗したときに、そこに強力なリーダーがいたためしはありません。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

各セクションの都合や、組織の都合などに振り回されず、
自分たちが置かれている環境を冷静に、
リアルに観察したうえで経営方針を決定できることがリーダーに求められている

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P104
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織論理こそ株主の大敵です。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P102
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

【組織の暴走】の4段階
①慣性の法則
成功体験や埋没・前例主義
例)馬力や排気量拡大にこだわったアメリカ自動車業界
②手段の目的化
目的を達成する手段そのものが目的になる
例)採算を度外視して道路を造りつづける道路公団
③逆機能
本来の目的とは正反対の目的を追求する
例)戦争の火種を作る軍隊
患者を薬漬けにする衣料機関
④自己遂行能力の喪失
組織本来の能力を失い、外部に仕事を委託するようになる
例)帝政末期のローマ
下請けだのみの核燃料工場

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P100
第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織の力の前には、アメリカ民主主義でさえ敵ではない。

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P96
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第5章◆リーダーの終わりなき戦い
むやみに人数の多い会議は、結局のところ儀式のようなものであり、実質的な意味はない。真面目に発言するだけ無駄である。

6人以上出席している会議では何も決まらない

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P92
C.N.パーキンソン 2

イギリスの歴史家

第5章◆リーダーの終わりなき戦い

官僚組織は仕事の有無にかかわらず、かならず組織を肥大化させる

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P92
C.N.パーキンソン 2

イギリスの歴史家

第5章◆リーダーの終わりなき戦い

組織の暴走を防ぎたければ、なるべく組織の力を弱くしろ

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P90
第2章◆経営はリアリズムだ!

現代は組織の時代である

阪口大和『痛快!サバイバル経営学』(集英社インターナショナル,2002)P34
「貧しかったが尊敬されていたこの国」

人間には男女を問わず、あなたにチャンスをあげますと言えば奮い立つ人と、
あなたに安定を保証しますと言ったら、なにかやる人とがいるのよ。

塩野七生 五木寛之『おとな二人の午後』(角川書店,2003)326p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

〝プライド〟
ゾロ

船長が〝威厳〟を失った一味は 必ず崩壊する!!!

尾田栄一郎『ONE PIECE 巻四十五』(集英社,2007)151p
ONE PIECE(ワンピース) 359

尾田栄一郎による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年...-ウィキペディア

キャプテン・キッド

こういう時 一番危険なのは、全員の気持ちがバラバラになることだ。
あせらずにチャンスをまつんだ!

藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.18 のび太の南海大冒険』(小学館,1998)126p
ドラえもん 142

藤子・F・不二雄による日本の児童向けSFギャグ漫画。1969年から小学館の雑誌で...-ウィキペディア

組織とは、それ自体はいかに良くつくられていても、その機能を決めるのは人間である。

塩野七生 『ローマ人の物語25 賢帝の世紀 [中]』(新潮文庫,2006)97p
塩野七生 701

日本の歴史作家(プロの学術研究者ではなく「小説家」)である。名前の「七生」は、7...-ウィキペディア

もしも運動が、ある世界を破壊し、そのかわりに新しい世界を建設するという意図を持つならば、
さらに次のような原則について、自分たちの指導者の間で完全に明確になっていなければならない。
すなわち、

いかなる運動も、獲得した人材をまず二大グループ、
つまり支持者と党員によりわけねばならない。
宣伝の任務は支持者を募集することであり、
組織の課題は党員を獲得することである。

運動の支持者とは、運動の目標に同意を明らかにするものであり、党員とはその目標のために闘うものである。
アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

組織はあらゆる点において必要悪であるに過ぎない。
最良の場合でも目的のための手段であり、
最悪の場合にはそれ自体が目的となる。

最上の組織とは、指導層と支持者の間に最大の媒介者を持つものではなく、最小の媒介者を持つものである。
アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

あらゆる中途半端さは内部的崩壊の兆しであり
やがて遅かれ早かれ、外部的な崩壊も生じさせずにはおかない。

アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

個々人の才能に依存するという考えを組織が嫌うのは
単に事実であるだけでなく、トートロジーと言える。

それが組織の定義の一部を成しているのだ。
少なくとも現在の我々の持つ組織という概念はそうだ。
ポール・グレアム 53

米国のLispプログラマーでエッセイスト。『ANSI Common Lisp』や...-ウィキペディア

無能を自覚してなお地位に留まる小物が、自分の行為の責任で決して苦しむ必要はない。
かれはそういった心配からは、とっくに根本的に解放されている。
自分の運命がとっくに定まっていることを知っているからだ。
つまり、遅かれ早かれ、いつか他の偉大な人物に席を明け渡さねばならない。

だから自分の無能の結果がどう出ようと気にかけない。
アドルフ・ヒトラー 372

オーストリア及びドイツ国の政治家、軍人、画家。 文献によってはヒットラー、ヒッ...-ウィキペディア

自己に従順であることができないものは、他から命令される。

これが生あるものの在り方なのだ。
フリードリヒ・ニーチェ 335

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア