藤子・F・不二雄
悩んでいる暇に一つでもやりなよ。
いいものだけは消しちゃいけない。
大山のぶ代
みせびらかしていばるなんて、感心しないな。自分で楽しんでいればそれでいいんじゃない。
平成8年『児童心理』インタビュー「私の子ども時代」より
ぼくが描いている子どもは、自分自身の姿でもあるんです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんカラー作品集 第3巻』(小学館,2000)158p
あの少年は、人の幸福を歓び、人の不幸を哀しんでやれる子だ。
人間にとってそれが1番大事なことなんだからね。
映画『ドラえもん のび太の結婚前夜』より。しずかちゃんのパパの名言。
のび太! ぼくもきみのことちゃんと見てるから!! しっかりがんばれ!
きみだってやればできるんだから!!
朝もちゃんと起きられるし、宿題もできるし、ケンカも負けない、
ママの言うことも聞いて、そんなふうになれるんだ‥‥‥。
のび太:なに言ってんだよ! ドラえもん!!
きっと信じてるよ、のび太‥‥‥。
藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.22 のび太とロボット王国(キングダム)』(小学館,2002)157p
ロボットはただの道具じゃない!! 人間の友だちじゃないか!!
藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.22 のび太とロボット王国(キングダム)』(小学館,2002)95p
グースケ
ミルク:どこへ行くの?
この地図になり所さ‥。
ぼくの世界を広げてくるよ!!
藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.21 のび太と翼の勇者たち』(小学館,2001)187p
キャプテン・キッド
こういう時 一番危険なのは、全員の気持ちがバラバラになることだ。
あせらずにチャンスをまつんだ!
藤子・F・不二雄プロ『大長編ドラえもん VOL.18 のび太の南海大冒険』(小学館,1998)126p
この星も地球も、未来はぼくたち しだいなんだよね。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.17 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』(小学館,1997)153p
熊虎鬼五郎
なんだなんだ、あの爆発音は!!
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.17 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記』(小学館,1997)141p
泣くなよ。生まれたり亡んだりして、生物は進化していくんだよ。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.15 のび太の創生日記』(小学館,1995)53p
昔の人が夢みたように雲の上には国があった。今はからっぽ‥‥‥。
でも‥‥‥、もう一度とりもどそうよ。天国の夢をぼくたちの手で!!
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.12 のび太雲の王国』(小学館,1994)189p
ユメのない世界ってつまらないなあ‥‥‥。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.12 のび太雲の王国』(小学館,1994)16p
天国やなんかの雲は どのへんにうかんでるんですか。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.12 のび太雲の王国』(小学館,1994)11p
手下A:とどくわけないよ、あんな高いとこ。百回やっても千回やってもきりがない。
アブジル:千回やってもだめなら、一万回やってみろ!!
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.11 のび太のドラビアンナイト』(小学館,1991)152p
シンドバッド
この谷をぬけだせなかったら‥‥‥‥、宝石などいくらもっていても意味がない。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.11 のび太のドラビアンナイト』(小学館,1991)5p
しずちゃん
ときどき りくつにあわないことするのが人間なのよ。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.7 のび太の大魔境』(小学館,1987)148p
リリル
死んじゃう‥‥‥? ああ、こわれるってこと?
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.7 のび太と鉄人兵団』(小学館,1987)131p
みんなが一つの目的にむかって力をあわせる‥。すばらしいことだなあ。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.4 のび太の海底鬼岩城』(小学館,1984)29p
バウワンコ百八世の子、クンタック王子
のび太:しかし‥‥‥、犬の王国なんて‥。信じられないなあ。
クンタック王子:おたがいさまです。
ぼくだってこの目でみるまで、人間の世界なんて信じられなかった。
藤子・F・不二雄『大長編ドラえもん VOL.3 のび太の大魔境』(小学館,1985)116p
「45年後‥‥‥」
45年後の のび太
45年後の のび太
一つだけ教えておこう。きみはこれからも何度もつまづく。
でもそのたびに立ち直る強さももってるんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第5巻』(小学館,2006)191p
「ないしょ話‥」
目をとじると、夜ふけの山にいるような気になる‥。心があらわれるようじゃないか。
悪口とか ないしょ話とか、くだらないことはみんなわすれて‥。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第5巻』(小学館,2006)26p
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
ぼくは、「ドラえもん」をまだ描き尽くしたとは思っていない。
徹底的に、あと一滴も絞れないというところまで絞って描いてみたいんです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第5巻』(小学館,2006)本のソデ
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
ま、のび太は、私自身なんです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第4巻』(小学館,2005)本のソデ