野比のび太 42

誕生日 8月7日
野比 のび太(のび のびた)は藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ作品『ドラえもん』に登場する架空の人物。漫画作品『ドラえもん』の副主人公。野比のび助と野比玉子の一人息子。8月7日生まれ。...-ウィキペディア

「嫌いな奴は、こっ殺しちゃったっていいんだ。」

気弱な奴が権力を手にした。

    正体を現したね。腐った根性が匂う。 - 銘無き石碑
「未来の国から はるばると」
コミック第一声

のどかなお正月だなあ。今年はいいことがありそうだ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第1巻』(小学館,1974)6p
「一生に一度は百点を‥」

くやしいなあ。どうしても百点以上取れない。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第1巻』(小学館,1974)131p
「ロボ子が愛してる」

ちょっとおかしなところもあるけど‥‥‥それがまたいいんだ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第2巻』(小学館,1974)21p
「かならず当たる手相セット」

手相なんか気にしてるときりがない。ぼくなりに、がんばってやっていくよ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第2巻』(小学館,1974)107p
「さようなら、ドラえもん」
幻の最終回

ドラえもん、きみが帰ったらへやががらんとしちゃたよ。
でも‥‥‥すぐになれると思う。だから‥‥‥‥、心配するなよドラえもん。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第6巻』(小学館,1974)177p
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「好きでたまらニャい」

いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ。
自信を持て!ぼくは世界一だと!
自分ほどすぐれたロボットが、この世にいるものか、と。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第7巻』(小学館,1975)53p
「ライター芝居」

きょうはのんびりできるぞ。いつものんびりしてるけど。
ママが夜まででかけてると、心の底からのんびりできるんだ。
いっしょうけんめいのんびりしよう。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)14p
「悪運ダイヤ」

やめた! だれかが ぼくのかわりに ひどいめにあうなんて悪いもの。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)64p
「ツチノコ見つけた!」

ぼくは、やがてはおとなになるだろう。
この先、どういう人生を歩むか、それはわからないが、
とにかくこの世に生まれたからには、何かひとつ足あとをのこしたい!
野比のび太の名を、歴史の一ページにのこしたい!
それにはどうしたらいいか、しんけんに考えよう。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第9巻』(小学館,1975)16p
「無人島の作り方」
ジャイアン、スネ夫について

あいつら、しゃくにさわるしな‥‥‥。かといって、なかまはずれもかわいそうだし。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第9巻』(小学館,1975)93p
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「オーバーオーバー」

マンガをよんでるとハラハラドキドキするよ。
それにくらべりゃ おもてへでたって何がある? のんびりおだやかな平和な世界だ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第13巻』(小学館,1977)6p
「無人島へ家出」

どうなってんの? ぼくがおとなになったら、このまんが おしまいじゃないか!

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第14巻』(小学館,1977)89p
「入れかえロープ」

もしも、ぼくがジャイアンくらいに強くて、
ジャイアンがぼくくらいに弱かったらやるんだけど。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)47p
「人生やりなおし機」

あああ、頭の中身は今のまんまで、四歳にもどりたい。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)100p
「どくさいスイッチ」

ひとりでなんて‥、生きていけないよ‥。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)139p
「パパも あまえんぼ」

でもな、ときどき赤ん坊みたいに、あまえてみたくなるときがあるんだよ。
あったかあい、気もちになれるんだよ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第16巻』(小学館,1978)158p
「バイバイン」

このくりまんじゅう、食べるとうまいけどなくなるだろ。
食べないとなくならないけど、うまくないだろ。
食べてもなくならないようにできないかなあ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第17巻』(小学館,1979)6p
「しあわせのお星さま」

昼間が長すぎるんだよ。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第18巻』(小学館,1979)111p
「しあわせのお星さま」

地球なんかに生まれてそんした。そうだ、もっと住みよい星へ行こう。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第18巻』(小学館,1979)112p
「ねむれぬ夜に砂男」

冬の空はきれいだな。星がふってくるようだ。
死んだようにねむる夜の町‥‥‥、ぼくの足音だけがむなしくこだまする。
このムード、悪くないね。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第18巻』(小学館,1979)162p
「10分おくれのエスパー」

正義を守るにも力がいるんだなあ。力がほしいなあ‥。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第27巻』(小学館,1983)120p
「神さまロボットに愛の手を!」

神さまなんかに用のない時代なのかね。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第28巻』(小学館,1983)141p
「実物ミニチュア大百科」
パパとの会話

朝食というのは朝のごはんでしょ。
そう。
昼食が昼ごはん、夕食が夜ごはん。
そう。
じゃ、日食というのは一日中食べてるの。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第30巻』(小学館,1984)4p
「のび太もたまには考える」

考えてみれば‥‥‥、さっきからのこと‥、
すべて(能力)カセットのおかげじゃないか。
ぼく自信はあいかわらず‥‥‥、ドジでのろまで弱虫で‥‥‥‥。
思えばむなしい‥‥‥‥。
ドラえもん、なんにもいわなかったな‥‥‥。
ぼくのこともうあきらめちゃったのかな‥‥‥。
ドラえもんともいつかは別れの時がくる‥‥‥。
いつまでも子どもじゃいられないものな‥‥‥。
わかってるんだよ、このままじゃいけないってことは‥‥‥。
しかし、何度決心しても、ズルズルと元へもどっちゃうんだよな‥‥‥。
でも、やっぱり努力はしなくちゃいけないんだよな。あきらめずにな。

藤子・F・不二雄『ドラえもん 第34巻』(小学館,1985)143p