藤子・F・不二雄
おとなって、かわいそうだね。
のび太:どうして?
自分より大きなものがいないもの。
よりかかってあまえたり、しかってくれる人がいないんだもの。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第16巻』(小学館,1978)164p
「パパも あまえんぼ」
でもな、ときどき赤ん坊みたいに、あまえてみたくなるときがあるんだよ。
あったかあい、気もちになれるんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第16巻』(小学館,1978)158p
「どくさいスイッチ」
ひとりでなんて‥、生きていけないよ‥。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)139p
「人生やりなおし機」
あああ、頭の中身は今のまんまで、四歳にもどりたい。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)100p
「こっそりカメラ」
のび太の友人A、B
のび太の友人A、B
友人A:たとえばさ、
かがみにうつした顔が、みにくいからって、かがみにおこるのは、まちがいだよ。
友人B:ようするに、
いつだれに見られてもはずかしくならないように、生活してればいいんだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)84p
「入れかえロープ」
もしも、ぼくがジャイアンくらいに強くて、
ジャイアンがぼくくらいに弱かったらやるんだけど。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第15巻』(小学館,1978)47p
「夢まくらのおじいさん」
のび太のおじいさん
のび太のおじいさん
なにをいっておるのやら さっぱりわからんが‥‥‥、
うそをついていないことは、目をみればわかる。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第14巻』(小学館,1977)187p
「ラジコン大海戦」
スネ夫のいとこ
スネ夫のいとこ
戦争は金ばかりかかって、むなしいものだなあ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第14巻』(小学館,1977)176p
「無人島へ家出」
どうなってんの? ぼくがおとなになったら、このまんが おしまいじゃないか!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第14巻』(小学館,1977)89p
「オーバーオーバー」
マンガをよんでるとハラハラドキドキするよ。
それにくらべりゃ おもてへでたって何がある? のんびりおだやかな平和な世界だ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第13巻』(小学館,1977)6p
「ゆうれいの干物」
ぼくぐらい高級なロボットになると、カがさすんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第12巻』(小学館,1976)92p
「ベロ相うらない 大当たり!」
うらないなんか気にしないで、自分の信じた道を進んだのがよかったんだね。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第12巻』(小学館,1976)24p
「ジャイアンの心の友」
くやしい気もちはわかるが、しかえししても、また しかえしされるからきりがない。
それよりも‥‥‥。いじわるされるたびに しんせつにしてやったらどうだろう。
のび太:そんなばかな。
そのうちには、きっときみの ま心が通じてなかよしになれるとおもうよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第11巻』(小学館,1976)167p
- ああああああ
意地悪したやつ何の反省もしなさそう
- 銘無き石碑
「名刀〔電光丸〕」
宮本武蔵について
宮本武蔵について
のび太:武蔵もはじめは弱かったんだね。
ドラえもん:自信つくってことはたいしたものだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第11巻』(小学館,1976)72p
「のび太の恐竜」
近ごそきみは ぼくにたよりすぎるくせがついていた。
そんなことじゃ、いつまでたっても独立心が育たない。
自分の頭で考え、自分の力できりぬけてほしい!
ぼくはあくまで、かげから見守っていてあげるからね。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第10巻』(小学館,1976)170p
「無人島の作り方」
ジャイアン、スネ夫について
ジャイアン、スネ夫について
あいつら、しゃくにさわるしな‥‥‥。かといって、なかまはずれもかわいそうだし。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第9巻』(小学館,1975)93p
「ツチノコ見つけた!」
ぼくは、やがてはおとなになるだろう。
この先、どういう人生を歩むか、それはわからないが、
とにかくこの世に生まれたからには、何かひとつ足あとをのこしたい!
野比のび太の名を、歴史の一ページにのこしたい!
それにはどうしたらいいか、しんけんに考えよう。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第9巻』(小学館,1975)16p
「とう明人間目ぐすり」
剛田武
剛田武
おれが、かりたものかえさない みたいないいかただな。
いつかえさなかった!? えいきゅうにかりておくだけだぞ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)79p
「悪運ダイヤ」
やめた! だれかが ぼくのかわりに ひどいめにあうなんて悪いもの。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)64p
「人間製造機」
ものを作るということは、自分ではじめからくふうしてこそ、ねうちがあるんだよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)47p
「ライター芝居」
きょうはのんびりできるぞ。いつものんびりしてるけど。
ママが夜まででかけてると、心の底からのんびりできるんだ。
いっしょうけんめいのんびりしよう。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第8巻』(小学館,1975)14p
「好きでたまらニャい」
いちばんいけないのは自分なんかだめだと思いこむことだよ。
自信を持て!ぼくは世界一だと!
自分ほどすぐれたロボットが、この世にいるものか、と。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第7巻』(小学館,1975)53p
「さようなら、ドラえもん」
幻の最終回
幻の最終回
ドラえもん、きみが帰ったらへやががらんとしちゃたよ。
でも‥‥‥すぐになれると思う。だから‥‥‥‥、心配するなよドラえもん。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第6巻』(小学館,1974)177p
「おばあちゃんのおもいで」
のび太のおばあちゃん
のび太のおばあちゃん
だれが、のびちゃんのいうこと、うたがうものですか。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)191p
「おばあちゃんのおもいで」
のび太のおばあちゃん
のび太のおばあちゃん
のび太:信じられないかもしれないけど。ぼく、のび太です。
やっぱりそうかい。さっきから、なんとなくそんな気がしてましたよ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第4巻』(小学館,1974)191p
のび太のパパを見て