藤子・F・不二雄
「ばくはつこしょう」
ドラえもん:用もないのに、使っちゃだめ。
じゃ、用をさがしてくる。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)127p
「そのときどこにいた」
のび太:きょうは日曜、いい天気。こんな日は、なにかいいことがありそうだ。
ドラえもん:おもてで元気に遊んでくるといいよ。
のび太:そうだね。そうしよう。しずちゃんと、ボール遊びでもしよう。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)45p
「みせかけモテモテバッジで大さわぎ」
さ、子どもらしく明るくわらってわすれろ。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)36p
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
SFのSは「すこし」、Fは「ふしぎ」=「すこしふしぎな物語」というのが、
ぼくが好きで読むものであり、描くマンガであり‥ということですね。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)本のソデ
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
なにも、SFといってもガチガチのハードSFである必要はないんで、
チョビッと日常生活から離れた空想が膨らんだ部分があれば、
おもしろいなあと思いましてね。
100%空想の――たとえば、
何百年後の、地球を遥か離れた宇宙の壮大なドラマというようなのは、
ぼくはあんまり興味を持たない方なんです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第3巻』(小学館,2005)本のソデ
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
『ドラえもん』というのは、
僕が今まで描いてきた漫画のひとつの帰結点だと思っているんです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第2巻』(小学館,2005)本のソデ
「ぼくを止めるのび太」
過去が変われば現在も変わるはずだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第1巻』(小学館,2005)27p
「ぼくを止めるのび太」
歴史にはいきおいがあって、ちょっとやそっとでは変えられない。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第1巻』(小学館,2005)25p
「作者のことば」
藤子・F・不二雄
藤子・F・不二雄
ぼくは不思議なことが大好きです。
藤子・F・不二雄『ドラえもんプラス 第1巻』(小学館,2005)本のソデ
「人間うつしはおそろしい」
野比玉子
野比玉子
どうせまた おなかがすくんだから、食べるだけむだじゃないかしら。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第45巻』(小学館,1996)67p
「四次元くずかご」
歩こう!! きみはぼくを信じてついてくればいい。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第45巻』(小学館,1996)67p
「強~いイシ」
ぼくのえた教訓は「強すぎるイシ(意志)は身をほろぼす」
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第43巻』(小学館,1991)126p
「人間リモコン」
ぼくは宿題やるために生まれてきたんじゃない!!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第43巻』(小学館,1991)98p
「かしきり電話」
スネ夫
スネ夫
あのひどい歌がしみついたら、二度とこの家に住めなくなるよ~。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第43巻』(小学館,1991)42p
「右か左か人生コース」
道をえらぶということは、
かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第42巻』(小学館,1990)181p
「右か左か人生コース」
運命の神よ!! どうしてぼくにばっかりいじ悪するの!!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第42巻』(小学館,1990)180p
「男女入れかえ物語」
ばかと煙は高いところが好きってね。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第42巻』(小学館,1990)133p
「ふんわりズッシリメーター」
こんどこそ勉強するから‥きっとするから。まんがをすてるなんていわないで
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第41巻』(小学館,19990)173p
「気まぐれカレンダー」
さむさは厚着すればふせげるけど、夏ははだかになってもあついんだもの。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第41巻』(小学館,1990)152p
冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。
深き水は、涼しげなし。浅くて流れたる、遥かに涼し。
細かなる物を見るに、遣戸は、蔀の間よりも明し。
天井の高きは、冬寒く、燈暗し。
造作は、用なき所を作りたる、見るも面白く、
万の用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし。 - 銘無き石碑
「しずちゃんをとりもどせ」
出木杉くんの料理を食べて
出木杉くんの料理を食べて
う、うまい! くやしいけど、うまい!!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第40巻』(小学館,1989)188p
「恐怖のたたりチンキ」
のび太のママ
のび太のママ
先生からお電話があったのよ!! もっとお勉強させなさいって!
マンガなんかよむひまがあったら‥。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第40巻』(小学館,1989)39p
「ジャイアン殺人事件」
スネ夫
ジャイアンの歌(毒)を録音したテープについて
スネ夫
ジャイアンの歌(毒)を録音したテープについて
教頭はそのテープを、寝静まった校長の耳にひそかにきかせるんだ。
すぐにはきき目が現れない。
しかし毎晩くりかえすうちに‥‥‥、しだいに歌の毒がまわり‥‥‥、
校長は日に日におとろえ‥‥‥、やがて命を落とす。
そして教頭が学校をのっとるんだ!! しかも後にはなんの証拠も残らない!!
名づけてジャイアン殺人事件!!
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第39巻』(小学館,1988)141p
「ジャイアン殺人事件」
のび太:ジャイアン本人はどうしてあのすさまじい歌にケロッとしていられるんだろ。
ドラえもん:あたりまえだろ、フグが自分の毒で死ぬか!?
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第39巻』(小学館,1988)139p
「友だちの輪」
ドラえもんに対して
ドラえもんに対して
自分だってネコのガールフレンドいっぱいいるくせに。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第38巻』(小学館,1986)141p
「たまごの中のしずちゃん」
出木杉くん
出木杉くん
ぼくだって しずちゃん大すきだよ。
でもこんな機械にたよって きみの心をうごかすのは いやなんだ。
藤子・F・不二雄『ドラえもん 第37巻』(小学館,1986)141p