凡人

凡そ人たるものは、おのおの己自身を保ちて生活する本とす

「燈影問答」より
西周 2

江戸明治時代の啓蒙思想家

常人は古俗に安んじ、学者は聞くところに溺る。

「史記」より
司馬遷 24

中国前漢時代の歴史家で、『史記』の著者。 姓は司馬。名は遷、字は子長。周代の記...-ウィキペディア

真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、
凡な学者がそれを回避するのは、閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。

「反時代的考察」より
フリードリヒ・ニーチェ 335

ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア

中才は肩書きによって現れ、大才は肩書きを邪魔にし、小才は肩書きを汚す。

「語録」より
ジョージ・バーナード・ショー 70

ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw, 1856...-ウィキペディア

凡人はあらゆることに対する答えをもっているし、いかなることにも驚かされることがない

「日記」より
ドラクロワ 1

フランスの作家

選ばれた者は、凡人社会の法を無視する権利がある。

「罪と罰」より
フョードル・ドストエフスキー 105

ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマー...-ウィキペディア


    ドストエフスキーはこの言葉を「罪と罰」に残しているが、この考えははっきりと彼自ら作品中で否定してるよね - 銘無き石碑

    パッと見違和感はあるよね - 銘無き石碑
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天才の特徴は、凡人が引いたレールに自分の思想をのせないことだ

「赤と黒」より
スタンダール 38

グルノーブル出身のフランスの小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie He...-ウィキペディア

普通人は時をつぶすことに心を用い、
才能ある人間が心を用いるのは、時を利用することである

「パレルガとパラリポーメナ」より
アルトゥル・ショーペンハウアー 91

ドイツの哲学者。主著は『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wi...-ウィキペディア

賢者は一般の人々との愚考を寛大に見のがすべきにあらず。なんとなれば、両者ともに損なわれるからなり。すなわち、前者の威厳は滅じ、校舎の愚考は常習的になる。卑しい人に親しく、あるいは楽しげに話せば、その人の横柄さと自負心を増大させる

「ゴレスターン」より
サアディー 17

イランの詩人。 今日、イランでは一般に「シーラーズのサアディー(サアディーイェ...-ウィキペディア

天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない

「親和力」より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア

愚者と賢者はともに害がない。半分の愚者と半分の賢者だけが、いちばん危険である

「親和力」より
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 506

ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲...-ウィキペディア


    光と影の定義 - さくら
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つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である

「省察と格言」より
リュック・ド・クラピエ・ド・ヴォーヴナルグ 63

ヴォーヴナルグ侯爵リュック・ド・クラピエ(Luc de Clapiers, ma...-ウィキペディア

なんの取柄もない人々の存在は、実は世の中になくてはならない救いのひとつである。己の分をきちんとわきまえている限りは、その人はけっこう面白いし、愛嬌さえある

「人さまざま」より
ウィリアム・ヘイズリット 22

イギリスの著作家、批評家、随想作家。...-ウィキペディア

忍耐-それによって凡人が不名誉な成功を収めるくだれない美徳

「悪魔の辞典」より
アンブローズ・ビアス 34

アメリカの作家、ジャーナリスト、コラムニスト。代表的な著作に、風刺辞書『悪魔の辞...-ウィキペディア