凡人

十五分間、英雄であるよりも一週間立派な人間であるほうがむずかしい

「日記」より
ジュール・ルナール 13

フランスの小説家、詩人、劇作家。その小説『にんじん』は有名。簡素で日常的な言葉を...-ウィキペディア

単によい歌い手や踊り手であるだけでは、世間で抜きん出るわけにはいかない

「告白録」より
ジャン=ジャック・ルソー 50

フランス語圏ジュネーヴ共和国に生まれ、主にフランスで活躍した哲学者、政治哲学者、...-ウィキペディア

名声に打ち克つことの出来る孤独者は滅多にいない。
彼はほっと安堵の顔をあげた途端に打ちのめされる。

「マルテ・ラウリツ・フリゲの手記」より
ライナー・マリア・リルケ 105

オーストリアの詩人、作家。シュテファン・ゲオルゲ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタ...-ウィキペディア

小心な人間は危険の起こる前に怖れる。臆病な人間は危険の起こっている間恐れる。大胆な人間は危険が去ってから恐れる

「断片」より
リヒター 5

ドイツの文学者

暴民は多くの頭を持ちながら、
ひとかけらの脳味噌をも持たない。

「選書」より
カール・リープクネヒト 4

ドイツの社会主義者

最も学識のある人間が必ずしも最も賢明な者ではない。

「ガルガンチュアとパンタグリュエル」より
フランソワ・ラブレー 11

フランス・ルネサンスを代表する人文主義者、作家、医師。ヒポクラテスの医書を研究し...-ウィキペディア

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悪い命令であることを承知しながら、それを甘んじて受ける人々は、悪い命令の甘受を勧めることになる。
不正の存在を前に沈黙する人々は、まさしく不正の共犯者にほかならない。

「近代国家における自由」より
ジョン・ラスキン 25

19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する評論家・美術評論家である。同時に芸術...-ウィキペディア

人に退屈だと思われないようにすることを大切だと思っている人々に限って、
きまってわれわれを飽きさせる。

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

われわれの才能より下の職について大人物に見えることはあるが、
われわれの力以上の職に就くと、徐々にして彼が小人物に見える。

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

不徳がわれわれのもとを立ち去ると、われわれは自分の法から不徳を棄てたと信じて得意になっている。

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

あまり利口でない人たちは、一般に自分のおよび得ない事柄についてはなんでもけなす

「箴言集」より
ラ・ロシュフコー 138

フランスの有力貴族の名称である。...-ウィキペディア

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巧みにしゃべる機知と沈黙する術を心得ていないことは大いなる不幸である。

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

高い地位は、偉い人をいよいよえらくし、小人物をますます小さくする

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

われわれが偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。従者にとって偉人が立派に見えることは稀である

「人さまざま」より
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール 63

フランスのモラリストであり作家である。 17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、...-ウィキペディア

お互いに友人だといっても、それを信ずるのは愚か者である。この名ほど世間にありふれたものはなく、その実、これほど天下稀なものはない

「寓話」より
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ 30

17世紀フランスの詩人。 イソップ寓話を基にした寓話詩(Fables、1668...-ウィキペディア

新しい真理の発見のときは、つねに少数派である。
それが正しければ多数派になる。

「語録」より
湯川秀樹 3

昭和時代の物理学者

われわれ貧しい一般の庶民は、われわれが愛し、
かつわれわれを愛する妻を娶らねばなりません

「父宛の書簡」より
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 9

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ドイツ語: Wolfgang Amad...-ウィキペディア

財産というものは、人間の道徳的価値や知能的価値をつくるものではない。凡人には、それが堕落の媒体となるだけだが、
確固たる人間の手元にあるならば、有力なテコとなる

「ピエールとジャン」より
モーバッサン 3

フランスの作家


    人を信頼できないなら、恐らく人に信頼されたことがないからだろうが、金しか信用できなくなるのだろう。 - 銘無き石碑

偉人は自分が学ぼうとするもののみを学ぶ。凡人は他の人が学ぶべきだと考えることを学ぶ

「印象と意見」より
ムーア 4

イギリスの作家・随筆家

最も優れたる人々は、はかなき物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかれども、多くの人々は家畜のごとく腹一杯食らわん。

「断片」より
ヘラクレイトス 11

ギリシア人の哲学者、自然哲学者。 ...-ウィキペディア

悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。

「随筆集」より
フランシス・ベーコン_(哲学者) 66

イギリスの哲学者、神学者、法学者、貴族(子爵)である。イングランド近世(ルネサン...-ウィキペディア

凡人は存在の中に住す、其一生は観念なり、
凡人は成人の縮図なり

「平凡」より
二葉亭四迷 3

明治時代の作家

凡人は既成の社会にできる丈け自己を適合させることを以って自己の天職と考え、
天才は自己に社会を適合させることによってそれを開拓する

「盲目の川」より
長与善郎 2

大正昭和時代の作家

一将巧成りて万骨枯る

「己亥歳記」より
曹松 1

中国唐の官吏