仏教:仏門:仏
85歳時の言葉
無明煩悩われらが身にみちみちて、欲も多く、怒り腹立ちそねみねたむ心多く、
臨終の一念に至るまで止まらず消えず絶えず
AERA Mook 49『親鸞がわかる。』(朝日新聞社,1999)P25
仏はひとりわがために法を説き給う。
余人のためにはあらず。
「大智度論」より
ナーガールジュナ
2
インドのバラモン教学者
濛々炎々として、三十年、濛々炎々として六十年、末期に糞をさらして梵天に捧ぐ
「語録」より
自心すなわち仏たることをさとれば、
阿弥陀ねがうに及ばず、自心の外に浄土なし
「般若心経提唱」より
南無阿弥陀仏の名号を称え、一切衆生に流動すべし
「語録」より
一遍
3
鎌倉時代の僧侶
となうれば、仏もわれもなりけり、
南無阿弥陀仏の声ばかりして。
「語録」より
一遍
3
鎌倉時代の僧侶
念仏の功積み、心を運ぶこと年深かりしものは、
命終の時に臨んでは、大いなる喜びおのづからに生ず。
「往生要集」より
源信
1
平安時代の天台宗僧侶
仏とは釈迦のなづくるものにして、
天の大気虚空をいう。これを無と名づく。これを仏とす。
「春波楼筆記」より
司馬江漢
2
江戸時代の画家・蘭学者
みずから自己の灯火となれ、みずから自己の保護所となれ。
他人に保護を求めるべからず。法を灯火とし、法を保護とし、
他のものに依存すべからず。
「説話」より
人間がほかの動物より上に立つゆえんは、
われわれが冷酷に動物を苦しめ得るからにあらず、
彼らを憐れむが故なり。
「説話」より
悩める人々の間にありて悩みなく、いと愉しく生きん。悩める人々の間にありて、悩みなく暮らさん
「スッタニバーター」より
汝の瞳を欺瞞の世界よりそらせ。しかして自己の感情に心をおくなかれ。
彼らは嘘つきなり。汝自身の裡に個を絶やした汝自身の内部に永遠の人を探し求めよ。
「説話」より
快楽より悲しみが起こり、快楽より怖れが起こる。快楽より解脱したる人間にとりては、もはや悲しみも怖れもなし
「説話」より
恥ずべきことに無恥があり、なんでもなきことに恥じている人間は、
他人の虚像の思想にかぶれている人間なり
「説話」より
雨期にはここに住まん、夏期にはかしこに居を定めん。
「説話」より
地上の王座より輝かしく、昇天より美しく、世界の支配よりすばらしきもの、
それは、解脱の最初の段階の持つところの法悦なり。
「説話」より
百の悪行に悩まされて自分の罪を感じている悪人よりも、
小善根を積んで己の悪を認めぬ偽善家のほうが仏の愛にはもれている。
「出家とその弟子」より
もとこに一事をこととせざれば、一知に達することなし。
「弁道話」より
道元
5
鎌倉時代の禅僧 日本の仏教宗派・曹洞宗の開祖
生死の中に仏あれば、生死なし。
「正法眼蔵随聞記」より
道元
5
鎌倉時代の禅僧 日本の仏教宗派・曹洞宗の開祖
東洋の心は無心になる事。どこまでいっても無限で天地の分かれがない。
西洋は二次元の世界。底には対立があり、一方は他を力で支配しようとする。
「断片」より
鈴木大拙
1
仏教哲学者 本名は貞太郎
一日の坐禅は一日の仏なり、一生の坐禅は一生の仏なり。
未来もまた是の如く信ずるものこれ大機根の人なり。
「坐禅論」より
道隆
1
大覚禅師
神仏を崇びて、神仏を頼らず。
「五輪書」より
仏語心を宗なし、無門を法門となす。
「無門関」より
無門慧開(むもんえかい)
2
中国宋の禅僧
念仏者は無碍の一道なり。
「歎異鈔」より
親?
2
鎌倉時代の浄土真宗の開祖
仏は生きとし生けるものの父にして、救い主なり。
一切の命あるものは、わが子なり。
「法華経」より
仏教聖典
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大乗経典8巻の0つ