
仏教聖典 19
大乗経典8巻の0つ
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仏は生きとし生けるものの父にして、救い主なり。
一切の命あるものは、わが子なり。
「法華経」より
一杯は人酒を飲み、二杯は酒酒を飲み、三杯は酒人を飲む。
「法華経」より
若し人寿百歳なるも、最上の法を見ざれば、一日生きて最上の法を見るに如かず
「法句経(ダムマパーダ)」より
若き時に財を得ることなく、清らかなる行いを守らざれば、
魚のいあんくなりし生けにいる白うさぎのごとく、痺せて死滅せん
「法句経(ダムマパーダ)」より
頭髪白きゆえをもって長老たるにあらず。彼の齢は徒らに塾せるのみ
「法句経(ダムマパーダ)」より
悪をなさざるに、罵言・打擲・?縛を忍び、忍ぶ力を備え、その力によりてよく耐え得る人を、
われはバラモンという
「法句経(ダムマパーダ)」より
智者はすみやかに正法を知ること、
あたかも舌のあつものの味におけるが如し
「法句経(ダムマパーダ)」より
磐石が風にゆるがさる如く、賢人は誹りと誉れの中において動かず
「法句経(ダムマパーダ)」より
もしも愚者にして愚かなりと知らば、すなわち賢者なり。愚者にして賢者と思えるものこそ、愚者というべし
「法句経(ダムマパーダ)」より
戦場において数千の敵に克つよりも、
一つの己に克つ人こそ実に戦士中の最上と言うべけれ
「法句経(ダムマパーダ)」より
懈怠怯弱の百歳は、勇猛努力堅固の一日に若かず
「法句経(ダムマパーダ)」より
愛欲より憂いを生じ、愛欲よりおそれを生ず。愛欲を離れたる人に憂いなし
「法句経(ダムマパーダ)」より
他人を苦しめることによりて己の快楽を求むるものは、怨みの絆にまつわる怨みから免れ得ず
「法句経(ダムマパーダ)」より
不放免は不死の道にして、放免は死の道なり
「法句経(ダムマパーダ)」より
田畑は雑草によりて損なわれ、人は貧欲によりて損なわれる
「法句経(ダムマパーダ)」より
花の香りは風に逆らいて匂わず。されど、善き人の香りは風にさからいても匂う。
「法句経(ダムマパーダ)」より
ほかの過ちは見易けれど、己のは見難し。
「法句経(ダムマパーダ)」より
ことばの悪行をすてて、ことばの如行をおさめよ。
如行は善行、仏教では身・口・意の三つの所行を重視する。「法句経(ダムマパーダ)」より
無益の句よりなる一千言よりも、聞きて安穏を得る一つの益ある句を勝れたりとす。
「法句経(ダムマパーダ)」より