漢詩
龍頭翻りて蛇尾と成る。
「伝燈録」より
道原
2
中国宋の道原編・禅門諸師の伝記を収録した書
鼠を見るに皮あり、人にしてしかも儀無し。
鼠でも皮をつけている。まして人間には礼節が必要だ。「詩経」より
鶏をして夜を司らしめ、狸をして鼠を執らしむ
「韓非子」より
鳥の将に死なんとする、その鳴くや哀し。
人の将に死なんとする、その言や善し。
「論語」より
孔子の弟子達
8
中国孔子の言行を収録
高山のいただきには美木無し。
「説苑」より
高世の巧を有するものは必ず遺俗の累を負い、
独智の、慮り有る者は必ず庶人の怨を被る
「戦国策」より
馬は馬小屋を恋しがる。
「三国志」より
陳寿
3
中国の24史の1つで魏・呉・蜀3国の史書
飢えたるものは食を択ばず。
「孟子」より
食は玉よりも貴く、薪は桂より貴し。
食物が宝石より貴重であり、薪のほうが桂の木よりも貴ばれる「戦国策」より
青は藍より出て藍より青し。
弟子はしよりまさるの意「荀子」より
難を服するに勇を以てし、乱を治むるに知を以てす
「戦国策」より
隠れたるより見わるるは無し。
隠し事は世間にしれやすいものだ。「中庸」より
中国のことわざ-作者不詳
24
中国4書の1つ
隠れたるより見るるはな莫し。
「中庸」より
中国のことわざ-作者不詳
24
中国4書の1つ
附耳之言千医に聞こゆ。
耳打ちするような内緒事は、すぐに遠方へ伝わる「淮南子」より
鏡明らかなる者は塵垢も埋むる能わず
「淮南子」より
鉛は以て刀となす可からず
「淮南子」より
第7章 『論語』にみる21世紀の経営学
邦に道なきに、富みて且つ貴きは恥なり
泰伯第八-13
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)166p
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)166p
遠きを知りて、近きを知らず
「淮南子」より
道近しといえども、行かざれば至らず
道は小成に隠れ、言は栄華に隠れる。
真の道徳は小さな偏見のために隠れてしまい、真の理論は巧言のために隠れてしまう。「荘子」より
第2章 偉大なる人間―孔子の素顔
(members.jcom.home.ne.jp)
(members.jcom.home.ne.jp)
途に遺ちたるを拾わず
孔健『痛快!新論語学』(集英社インターナショナル,2003)55p
軽諾は必ず信寡なく、易とすること多ければ必ず難多し。
「老子」より
車を借りるものは之を馳せ、衣を借るものは之を被る
「戦国策」より
賢君有り雖も、無功の臣を愛さず、
慈父有り雖も、無益の子を愛さず
「墨子」より
墨
6
中国春秋時代の思想家墨の著書
賊は賊を識る。
「碧巌録(へきがんろく)」より
圜悟克勤
1
北宋初期の雪竇重顕が古則百則に対して頌をつけた公案集に,北宋晩期の圜悟克勤が垂示...