漢詩
無 限 輸 贏 天 又 人
医 師 休 道 自 然 臣
離 婁 明 視 麻 姑 手
手 段 達 辺 唯 是 真
無限(むげん)の輸贏(しゅうえい)天また人
医師 道(い)うを休(や)めよ自然(しぜん)の臣(しん)なりと
離婁(りろう)の明視(めいし)と麻姑(まこ)の手と
手段(しゅだん)の達(たつ)するの辺(へん)唯(た)だ是(こ)れ真(しん)なり
AERA Mook 68『工学がわかる。』(朝日新聞社,2001)P25
おいては麒麟も凌駕に劣る
「戦国策」より
これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず
ただ服装を重んじて人を重んじず。
「五燈会元」より
霊隠大川
3
中国宋の霊隠大川の撰した書
また聞きの消息などは単なる風説だ。
風雪について論ずるのは唾液の浪費だ。
「水滸伝」より
明代
1
中国の明代に書かれた小説で、四大奇書の一つ
一葉落ちて天下の秋を知る。
物事のはじめの小なるを見て、終わりの多いなるを察する。「淮南子」より
万人心を異にすれば、則ち一人の用無し。
「淮南子」より
三人これを疑わしむれば、すなわち慈母も信ずる能わず。
「戦国策」より
三人にして迷うことなし。
三人よれば文殊の知恵と同義「韓非子」より
三人同じく征くとき必ず一知あり。
三人よれば文殊の知恵と同義「五燈会元」より
霊隠大川
3
中国宋の霊隠大川の撰した書
上に道揆(道理)なく、下に法守なし。
「孟子」より
上士は道を聞けば勤め行う。中士は道を聞けども、存ゆるがごとく。忘るるがごとし。下士は道を聞けば大いに笑う
「老子」より
上学は神で聴き、中学は心で聴き、下学は耳で聴く。
最上の修学態度は精神を込めて聞き、中等のそれは心にとめて聞き、最悪のそれは耳に入れるだけである。「荀子」より
不幸は幸福のうえに立ち、幸福は不幸のうえに横たわる
「老子」より
中庸はそれ至れるが、民よくする無き久し。
中庸は最高の徳だが、一般人は実行できない。「中庸」より
中国のことわざ-作者不詳
24
中国4書の1つ
事の成敗は必ず小より生ず
「淮南子」より
人に存するもの眸子よりよりはなし。眸子はその悪を蔽うこと能わず
「孟子」より
人の性は悪、その善なるものは偽りなり
「荀子」より
人為と偽りじゃ意味合いが違ってくるかと…
- 銘無き石碑
人の本性は、・・その本性に従えば譲らず、譲れば本性に逆らう。
それゆえ、人の本性が悪になることは明白であり、善は後天的な仕業なり。
「荀子」より
人の本性は不定なり。一つの所を渦まく水のごとし。
東の方へ切り開けば水は東方へ流れ、西片に切り開けば西片に流れる
「荀子」より
人の本性は善なり
「孟子」より
人は一言をもってその賢愚を知る。
「曾我物語」より
中国のことわざ
2
南北朝時代の軍記物語
人を知るに、顔を知って心知らず
「春秋左氏伝」より
左丘明
6
5経の1つで左兵明の撰
人を知るもの智、自らを知る者は明
「老子」より
人其の子の悪を知る莫し
「大学」より
中国のことわざ-作者不詳
24
中国4書の1つ
医学は自然と人間との闘いであり、知恵比べなんだ。
病気になった時に寿命だからと天に任せる、または運命だと言ってほしくない