ウィリアム・シェイクスピア
契約通り肉を一ポンド取るがよい。だが、血は一滴も流してはならぬ
ウィリアム・シェイクスピアの喜劇用の戯曲である。
原文は決して古びないが、翻訳は時代の言語感覚の変化とともに古くなる
――これは翻訳の宿命だ。
1942年生まれ。演劇評論家・翻訳家。
やってしまえばやってしまったことになるならはやくやってしまったほうがいい
スコットランド王ダンカンの臣下、スコットランドの将軍、後にスコットランド王。
私にダメなところがあるとしたら、みんなあの人がダメにしたからよ
兄ドローミオの妻。
ああ、おれはおれを愛している。
なぜ、おれがおれに何かいいことをしたからか、とんでもない! おれはおれを憎んでいるのだ
イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の史劇。正式なタイトルは『リチャード...
このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ
どちらがりっぱな生き方か、このまま心のうちに
暴虐な運命の矢弾ををじっと耐えしのぶことか、
それとも寄せくる怒濤の苦難に敢然と立ち向かい、
闘ってそれに終止符をうつことか?
- 銘無き石碑
体面などというやつは、およそ取るにたらぬ、うわつらだけの被せものに過ぎない。
それだけの値打ちがなくても、手に入るときは入るし、
身に覚えがなくとも、失うときには失うようにできているのだ
オセロを嫌っている旗手。
服装が女性をつくり、服装が男性をつくる、衣装こそが本質である
わしたちユダヤがキリスト教徒に酷いことをしたら どういうふうに耐え忍んでくださいますかな?
仕返しとくるだろう!
もしキリスト教徒がユダヤに酷いことをしたら、
キリスト教徒にならってどう我慢したらいいんだい?
はっ、仕返しだろう。
せっかく教えて頂いた極悪非道だ、ご指導以上に立派にやってお目にかけますよ。
強欲なユダヤ人金貸し。
ああ、時よ、これを解きほぐすのは おまえの役目、
あたしにはとても解けないわ、この結び目は。
物語の主人公。シザーリオは男装時の名前。
野心という罪を己からかなぐり捨てろ
栄誉とは、軍艦さえも沈めてしまうほど重いものであり、
それから解放されたことに、王に感謝したい
おりよう、おりよう、輝かしい日の神フェイトンのように、卑しいあばれ馬どもを御しきれずに
1367年1月6日 - 1400年2月14日)は、プランタジネット朝の第8代イン...
ヘリフォード公ヘンリー・ボリングブルック:喜んで王位を譲るのではなかったのか。
王冠は君のものだ、だが悲しみはまだ私のものだ。
1367年1月6日 - 1400年2月14日)は、プランタジネット朝の第8代イン...
怒った女はかき乱された泉と同じ 泥だらけで見苦しく、純真さもなく、美しさのかけらもない。
そうなれば、どんなに乾きを感じていても、誰も口をつけるどころか、指もふれもしないでしょう。
パドヴァの商人バプティスタ・ミノーラの長女。タイトルにもなっている「じゃじゃ馬」...
馬をくれ、馬を! 馬のかわりに、わが王国をくれてやる!
のちにリチャード三世。ヨーク家の一員。
おまえなど知らないぞ、ご老人‥‥‥白い髭をはやしながら、道化た阿呆とは!
今まで、私の血は、うぬぼれ、うわついた栄華の河を流れていた。
だが、今は本来の流れを見い出し、国と一体となって大河を流れる。
これからは威風堂々、本流を見失うことはない
苺はイラクサの下で育つもの、
良い実は、下等な果実と隣合わせに育ったとき最も良く熟するというものです。
未知なるがゆえに恐ろしい
せめて全能の神が、自ら命を絶つことを禁じていなければ
親友ホレイショーは、試合をやめるよう進言するが、ハムレットは、こう答えた。
雀一羽おちるにも天の摂理が働くんだ。今来るなら後には来ない。後で来ないなら、今くるだろう。
今来なくてもいずれは来る。覚悟が肝要だ。
わしはこの土がいとおしい、この卑しい土を、
もっと卑しいあの娘の靴が、一番卑しいあの娘の足に導かれて踏んだのだから。
スペインの軍人。
初めてこの世の空気に触れたとき、わしらは皆泣き叫んだ。何故だか教えてやろう。ようく聞いておけ。
グロスター伯:ああ、なんと、おいたわしい!
わしらは、こんな阿呆ばかりの世に生まれてきたことが悲しくて泣くんだ。
ブリテン王。生来の気性の荒さと老いからくる耄碌から、娘ゴネリルとリーガンの腹の底...
でも人間は、傲慢な人間は、
神の似姿であることも忘れ、狂った猿のように、束の間のはかない権力をふりかざし、
天に尻を向けては天使たちを泣かせている。
修道士の見習い。クローディオの妹。