思想家
人間は一本の葦にすぎない。
自然のうちで最もひ弱い葦にすぎない。
しかし、それは考える葦である。
大切なものは全て、私たちの想いの中にある
私たちを立ち上がらせるものは、そこからやってくるのであって、
満たすすべのない物や、場所によってあるのではない
故に、想うことを忘れずに
そこにこそ あるべき姿がある
ブレーズ・パスカル
83
フランスの哲学者、自然哲学者(近代的物理学の先駆)、思想家、数学者、キリスト教神...-ウィキペディア
シナリオライターの健速さん、教養ありますよね…
作品の中での引用の仕方も巧妙かつ効果的で、個人的には大好きです。
まあ、パスカルが素晴らしすぎるわけですが… - 素晴らしい作品は等しく素晴らしい
シナリオライターの健速さん、教養ありますよね…
作品の中での引用の仕方も巧妙かつ効果的で、個人的には大好きです。
まあ、パスカルが素晴らしすぎるわけですが… - 素晴らしい作品は等しく素晴らしい
犠牲と苦悩、これらが思想家と芸術家の運命である
「芸術とはどういうものか」より
レフ・トルストイ
161
帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフ...-ウィキペディア
真の思想家が何よりもあこがれるのは閑暇であるのに、
凡な学者がそれを回避するのは、閑暇をどうして始末するかを知らないからである。
その折りに彼を慰める者は書物である。
「反時代的考察」より
フリードリヒ・ニーチェ
335
ドイツの哲学者、古典文献学者。現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られ...-ウィキペディア
満ち足りた状態を保ち続けようとするのはやめておいた方がよい。
第九章より
最高の王は名を知られるのみである。
その次の王は皆に好かれ、褒め称えられる。
その次の王は畏れられる。
その次の王は侮られる。
第十七章より
大いなる道が廃れて、仁義が生まれた。
知恵が回るようになり、偽りが生まれた。
家族が不和になり、孝行が生まれた。
国が乱れて、忠臣が生まれた。
第十八章
人々が怖れることは、怖れないわけにはいかないだろう
第二十章より
これが道だと言えるような道は
恒常の道ではない
第一章より
聖人は万物の活動を成就させても、その功績に安住しない。
安住しないから、功績が失われることもない。
第二章
最上の善なる在り方は水のようなものだ。
水は、あらゆる物に恵みを与えながら、争うことがなく
誰もがみないやだと思う低いところに落ち着く。
第八章より
批判の武器は武器の批判に取って代わることはできない‥‥‥。
しかし理論もそれが大衆をつかむやいなや物質的な力となる。‥‥‥
ところで、人間にとっての根本は、人間そのものである
『独仏年誌』ユダヤ人問題
カール・マルクス
50
ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。1845年にプロイ...-ウィキペディア
意識改革を説いてオチをつける論文はみな眉唾だ
『独仏年誌』ユダヤ人問題
カール・マルクス
50
ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。1845年にプロイ...-ウィキペディア
世界史としての歴史は結果である
世界史に偶然の権利を認めること
『経済学批判要綱』
カール・マルクス
50
ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。1845年にプロイ...-ウィキペディア
生愛は論じるものではなく、するものだ
AERA Mook 51『恋愛学がわかる。』(朝日新聞社,1999)P148
エロティシズムの情熱の対象は「美」であるが、
その情熱の意味は、「美を犯すこと」であり、
それは孤独に閉じられた人間の実存的自己が幻想的に地上的禁忌を破ることで
何らかの連続性(自己を越えたもの)につながろうとする希求を意味する―。
AERA Mook 51『恋愛学がわかる。』(朝日新聞社,1999)P8
ジョルジュ・バタイユ
1
1897年9月10日 - 1962年7月8日 フランスの思想家・作家。
私は四月から反原発のデモに参加しています。
この新宿駅前の集会にも、6・11のデモで来ています。
私はデモに行くようになってから、デモに関していろいろ質問を受けるようになりました。
それらはほとんど否定的な疑問です。たとえば、「デモをして社会を変えられるのか」というような質問です。
それに対して、私はこのように答えます。
この新宿駅前の集会にも、6・11のデモで来ています。
私はデモに行くようになってから、デモに関していろいろ質問を受けるようになりました。
それらはほとんど否定的な疑問です。たとえば、「デモをして社会を変えられるのか」というような質問です。
それに対して、私はこのように答えます。
デモをすることによって社会を変えることは、確実にできる。
なぜなら、デモをすることによって、日本の社会は、人がデモをする社会に変わるからです。
素人の乱主催による「2011.9.11新宿 原発やめろデモ!!!!」街頭集会におけるスピーチより。
(associations.jp)
(associations.jp)
柄谷行人
1
1941年8月6日生まれ。日本の文芸評論家、思想家。
言葉の幹と根は、沈黙である。
どんなに社会的な制度が変わろうと、いくら痒くても背中はかきづらい。
わからないのに、わかっているように言うことを、
とにかく警戒すればいいんじゃないですか。
『悪人正機』
時代が変わると左翼が右翼になり、右翼が左翼になる。
ボタンを付け替えるように、簡単に変わっちゃう。
『私の「戦争論」』
「資本論」と「窓際のトットちゃん」とを同じ水準で、まったくおなじ文体と言語で論ずべきだ。
『重層的な非決定へ』
詩は書くことがいっぱいあるから書くんじゃない。
書くこと、感じることなんにもないからこそ書くんだ。
『「さよなら」の椅子』
サルトルのように「戦争」をえらぼうともおもわないしまた「平和」をえらぼうともおもわない。
ただ「未知」をえらぶだけだ。
『日本のナショナリズム』
ぼくの孤独はとんど極限に耐えられる ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる
ぼくがたおれたらひとつの直接性がたおれる もたれあうことをきらった反抗がたおれる
『ちいさな群への挨拶』
おそらく、近代日本の社会にあって、もっともおそろしい思想的な力となっているのは、
社会的な関係や、社会の構造物がそのまま、
自然物のような強固な秩序として認識されるということであろう。
『高村光太郎の世界』
多くに省略された彼の言葉を、知ってもらいたい。