伝統芸能
知らざあ言って聞かせやしょう
「弁天娘女男白浪」「白浪五人男」より。
弁天小僧菊之助
3
千寿姫を騙し身投げさせた後、日本駄右衛門の手下となり女装して恐喝と窃盗を働く。
忠義を為したつもりが、実は悪人に騙されて、主君の奥方を殺してしまっていた。
という衝撃の真実を善人の又助が知って、驚き嘆く場面のせりふである。
という衝撃の真実を善人の又助が知って、驚き嘆く場面のせりふである。
主人の仇となるは必定。
アーアどうしょう、どうしょう、どうしょう、どうしょう、
‥‥‥コリャどうしたら、よかろうなア
「加賀見山再岩藤」より。
体験できないことでも勉強して自分のものにすればいい。
僕は、知ったかぶりがいちばん良くないと思っています。
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P70
波野哲明
1
1955年(昭和30年)5月30日生まれ。歌舞伎役者、俳優。
ああ、新之助さん、あなたがそこにそうして笑っているだけで、命がのびますよ。
せりふなんて何もいわないでいい
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
老婦人
1
「源氏物語」上演時、瀬戸内寂聴の隣の席にいた。芝居通らしい。
歌舞伎は何でもアリだ。ただし、美しくなくてはならない
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
喜熨斗政彦
4
1939年12月9日生まれ。歌舞伎役者、日本の俳優、演出家、京都造形芸術大学教授...
歌舞伎にこだわることは、
時の流れの中にあっても決して変えてはいけないモノを強く意識し、
守り抜くことでもある
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
喜熨斗政彦
4
1939年12月9日生まれ。歌舞伎役者、日本の俳優、演出家、京都造形芸術大学教授...
変わるのが嫌ならば、歌舞伎役者ではなく、能役者になるべきだ
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P26
喜熨斗政彦
4
1939年12月9日生まれ。歌舞伎役者、日本の俳優、演出家、京都造形芸術大学教授...
私は伝統の継承者である。ただし、型ではなく心の継承を第一とする者だ
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P24
喜熨斗政彦
4
1939年12月9日生まれ。歌舞伎役者、日本の俳優、演出家、京都造形芸術大学教授...
知識に頼ると目が曇ります。
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P7
渡辺保
2
1936年生まれ。演劇評論家。
歌舞伎はポップだ。
AERA Mook 88『歌舞伎がわかる。』(朝日新聞社,2003)P1
落語とは人間の業の肯定
法律はお互いの信頼関係における裏切り
冒険家、危険にたいして判断がにぶい奴
馬鹿はとなりの火事より怖い
人間関係は良い誤解か、悪い誤解
上品=欲望にたいして動作がスローモーな奴
死刑廃止論者から殺せ
癌は未練の整理にいい
勝手に生きよう
「怒りとは共同価値観の崩壊」
「怒りは、相手の寛容さに対する誤認」
酒は人間を悪くするものではなく、
人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである。
「努力とは何?」 「バカに与えた夢!」
「学問とは何?」 「貧乏人の暇つぶし!」
「未来とは何?」 「修正できると思っている過去!」
私は〈仮説実験授業研究会〉というところで子どもたちに楽しい科学教育を提供しています。でもその「研究」というのも楽しいからやっている「貧乏人の暇つぶし」です。鋭く言われたので〈あはは〉と笑っています。 - 源の字
不安を持つから動き出す。
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです。
一緒になって同意してくれる仲間がいればさらに自分は安定する。
本来なら相手に学び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
しかし人間はなかなかそれができない。
嫉妬している方が楽だからな。
芸人なんぞそういう輩の固まりみたいなもんだ。
だがそんなことで状況は何も変わらない。
よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。
時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。
現実は事実だ。
そして現状を理解、分析してみろ。
そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。
その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という」
立川談春『赤めだか』(2008,扶桑社)P16
(richhills.posterous.com)
(richhills.posterous.com)
何の職業でもいいのだけれど、
そうなれる資格、レベルに自分をもっていく道筋がどうもあやふや。
好きなことをやり、それで食えるようになりたい、
だからそこに向かって賢明になるはずが、現代はアルバイトで食えてしまう。
それは楽なごまかしになっていくのではないだろうか。
はやくしね - 銘無き石碑
帯を解いて赤い襦袢をはだけてバタバタとあおぎ、浜松屋の番頭らが「どこの馬の骨か知らねえ」というのを受けて